ネットイヤーグループ株式会社はどんな会社?事業・評判・採用を調査

ネットイヤーグループ株式会社は、東京都中央区銀座に本社を置く、デジタルマーケティングとUX(ユーザー体験)デザインを手がける会社です(以下、ネットイヤーグループ)。1999年の創業以来、約25年にわたって企業のWebサイトやアプリ、デジタル広告などの企画・制作・運用を支援してきました。2019年にはNTTデータ(現・株式会社NTTデータ)のTOB(株式公開買付け)によって連結子会社となり、いまはNTTデータグループの一員として事業を展開しています。社名で検索すると社員口コミサイトの評価ページが上位に並ぶため、応募する前に評判や働き方を確かめておきたいと考える就活生・転職検討者も多いのではないでしょうか。

この記事では、公式サイトや有価証券報告書、採用サイトといった一次情報と、転職会議(jobtalk.jp)・Yahoo!しごとカタログ・エン転職などに実際に投稿された口コミをもとに、ネットイヤーグループの会社概要・事業内容・働く環境・評判・採用情報を整理しました。年収については「会社が公表する数字」と「社員口コミサイトの集計」の2系統を併記し、注目されがちなNTTデータグループとの資本関係もあわせて確認できます。入社してから「思っていたのと違った」と後悔しないために、応募前に押さえておきたい情報をこの1ページにまとめました。

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目次

ネットイヤーグループ株式会社の会社概要

ネットイヤーグループ株式会社 公式サイトのトップページ
ネットイヤーグループ株式会社公式サイトのトップページ(2026年7月現在。出典: ネットイヤーグループ株式会社 公式サイト
正式商号 ネットイヤーグループ株式会社(英文: Netyear Group Corporation)
本社所在地 東京都中央区銀座2-15-2 KR GinzaⅡ(〒104-0061)
設立 1999年7月7日
代表者 代表取締役社長CEO 廣中龍蔵(2024年6月就任)
資本金 5億7,096万6,000円(2025年3月31日現在)
従業員数 単体171名(2026年3月31日現在。平均年齢39.9歳・平均勤続年数7.9年)
事業内容 SIPS事業(デジタル戦略・デジタルマーケティング戦略の策定、UX改善のためのシステム開発、デジタルマーケティング総合支援、デジタル広告・SEO運用)
上場市場 東京証券取引所スタンダード市場(証券コード3622。2026年4月にグロース市場から移行)
公式サイト https://www.netyear.net/

出典: ネットイヤーグループ 公式サイト 会社概要(2026年7月時点)。従業員数・平均年収・平均年齢は有価証券報告書(第27期)、法人番号(5010401094866)・本社所在地はgBizINFOでも確認できます。

ネットイヤーグループは1999年に設立された、デジタルマーケティングとUXデザインを専門とする会社です。企業のデジタル戦略づくりから、Webサイト・アプリの設計・開発、広告やSEOの運用までを一貫して支援するモデルを掲げているのが特徴ではないでしょうか。2008年に東京証券取引所マザーズへ上場し、2026年4月にはグロース市場からスタンダード市場へと市場区分を移しました(出典: ネットイヤーグループ 公式サイト 沿革)。

資本面で押さえておきたいのが、NTTデータグループとの関係でしょう。ネットイヤーグループは2019年にNTTデータ(現・株式会社NTTデータ)のTOBを受けて連結子会社となりました。NTTデータの議決権保有割合は48.51%と過半には届きませんが、有価証券報告書では「実質的な支配力を持っているため親会社としております」と説明されており、会計上・法律上はNTTデータの連結子会社と位置づけられています。最終的な親会社は、2025年に日本電信電話株式会社から商号変更したNTT株式会社です(出典: 有価証券報告書 第27期「関係会社の状況」、公式サイト 沿革)。

組織の規模感については、会社が運営する準公式noteの記述も参考になるのではないでしょうか。実際にどう語られているかを見てみましょう。

当社は200人弱の規模でありマトリクス組織で事業運営されているので、年度が替わっても自分の役割がガラッと変わることはないのですが、対面しているクライアントのなかには、年度末や上期末で人員配置が変わってしまうというご状況をよく耳にします。

出典: ネットイヤーグループ 準公式note(デジタル現場の実践note)(2026年7月現在)

200人弱の少数組織を、部門と職能を掛け合わせたマトリクス型の体制で運営している様子がうかがえるでしょう。大企業のような大所帯ではなく、一人ひとりの役割がはっきりしている規模だと考えられます。

ネットイヤーグループ株式会社の事業内容

ネットイヤーグループの事業は、有価証券報告書では「SIPS(Strategic Internet Professional Services)事業」という単一セグメントで説明されています。具体的には、①UXを軸にしたデジタル戦略の策定、②デジタルマーケティング戦略の策定、③顧客接点となるWeb・モバイル・業務システムの開発、④Web・アプリ・EC・広告・SNS・メールなどを企画から運用まで手がけるデジタルマーケティング総合支援、⑤デジタル広告・SEOの運用、という5つの領域を担っています(出典: 有価証券報告書 第27期「事業の内容」)。企業のデジタル活用を、戦略から実装・運用まで通しで支える点が特徴だといえるでしょう。

近年は生成AIを事業の中心に据えています。経営ビジョンを「生成AIを活用して未来の社会を創造する」に刷新し、2025年6月には中期経営計画「GenAI VISION 2028」(対象期間2025年4月〜2028年3月)を発表しました。あわせて、Salesforce・Braze・Amplitude・Veeva Japan・Mastercard「Test & Learn®」といった国内外のマーケティングツール/プラットフォーム企業と、複数の正式パートナー契約を結んでいます(出典: ネットイヤーグループ 公式サイト プレスリリース)。

業績は、時点によって見え方が変わる点にも触れておきましょう。売上高は2023年3月期から2025年3月期にかけて減収が続き、2025年3月期は最終赤字を計上しました。一方、直近の2026年3月期は増収・大幅増益へと転じ、通期の最終損益予想も上方修正されています(出典: ネットイヤーグループ 公式サイト IR情報)。この立て直しの背景にあるのが、先ほどの中期経営計画「GenAI VISION 2028」ではないでしょうか。数字は良い時期も苦しい時期もあるため、応募前には最新の決算資料で足元の状況を確認しておくと安心でしょう。

事業のスタイルについては、実際に働いた人の口コミにも手がかりがあります。転職会議には、次のような声が投稿されていました。

デジタルプロデュース企業でありベンダフリーであるため、提案に際しては自社内だけでなく他企業と組んでより大きなプロジェクトにすることが積極的に行われている。

出典: 転職会議(jobtalk.jp)(2026年7月現在)

特定のメーカーやツールに縛られず、案件に応じて他社とも組みながら大きなプロジェクトを組み立てる、という受け止めではないでしょうか。戦略から実装まで幅広く手がける事業内容と重なる証言だと考えられます。

ネットイヤーグループ株式会社の働く環境・社風

まずは公式の採用情報から、制度として確認できる事実を整理しましょう。ネットイヤーグループはテレワークを主体とした働き方を掲げており、採用サイトの福利厚生ページでは「新型コロナ収束後の現在もテレワーク利用率80%を継続」「テレワーク手当として月額1万円を支給」と案内されています。労働時間は専門型裁量労働制とフレックスタイム制を導入し、副業も創業時から認めているとしています(出典: ネットイヤーグループ 採用サイト 働く環境・福利厚生、2026年7月時点)。

育児や介護と両立しやすい制度も整えられています。「ワークスタイル選択制度」では、「フルタイム・残業なし」「所定時間の80%」「所定時間の60%」の3つから働き方を選べるとされ、勤続1年以上が対象です。このほか、資格取得支援制度(合格時の受験費用は会社負担)、約3ヶ月・毎週2時間のUX演習、中途入社者を所属外の先輩がフォローするセカンドメンター制度、確定拠出年金やNTTグループの福利厚生サービス「NTTベネフィットパッケージ」なども用意されています(出典: 同上)。実際の働き方について、準公式noteでは次のように書かれていました。

私のチームは、エンジニアが4名、PM・ディレクターが3名。普段はそれぞれの自宅から、それぞれが向き合っているクライアントのプロジェクトに入って働いています。週に一度の固定出社日はあるのですが、(中略)全員が同じ場所で顔をそろえる日は、そこまで多くありません。

出典: ネットイヤーグループ 準公式note(デジタル現場の実践note)(2026年7月現在)

週1回の固定出社日はあるものの、普段は各自が自宅からプロジェクトに入る、リモート中心のスタイルがうかがえるのではないでしょうか。テレワーク利用率80%という公式の説明とも整合する内容でしょう。

福利厚生の使い勝手については、社員の声も見てみましょう。転職会議には、次のような投稿がありました。

IT健保を使えるところが良い。飲食系は普通だと高くて手が届かないようなところに行ける。ただ人気で予約は取りにくい。旅行系の福利厚生も使える。

出典: 転職会議(jobtalk.jp)(2026年7月現在)

IT関連企業の健康保険組合(IT健保)を通じて、飲食や旅行の割引サービスを使える点を評価する声でしょう。ただ、人気の施設は予約が取りにくいという実感も添えられています。制度が「ある」かどうかだけでなく、実際にどれだけ使えるかまで含めて見ておくと、生活面のイメージがつかみやすいのではないでしょうか。

女性活躍や育児支援に関する数字も公表されています。有価証券報告書(第27期)によると、管理職に占める女性の割合は37.0%(2026年3月期。前期は28.1%)、男性の育児休業取得率は100.0%(2026年3月期)とされています。ただし男性育休の取得率は、従業員171人という規模で対象者が少人数の場合、年度によって数字が大きく振れやすい点には留意が必要でしょう。認定面では、健康保険組合連合会東京連合会による健康優良企業「銀の認定」(2026年1月)や、日本顧問介護士協会による「介護支援推進優良企業」の認定(2023年)を受けています(出典: ネットイヤーグループ 公式サイト お知らせ)。

ネットイヤーグループ株式会社の評判・口コミ

ここからは、ネットイヤーグループで実際に働いた人たちの口コミを、給与・働き方・成長環境・社風といったテーマ別に見ていきます。年収の全体感を先に押さえておきましょう。会社が有価証券報告書で公表する平均年間給与は、2026年3月期で約595万円(単体171名・平均年齢39.9歳)で、直近3年は595万〜619万円で推移しています。一方、社員口コミサイトの回答者集計では、OpenWorkが542万円(正社員38名回答)、エン カイシャの評判が538万円(正社員50名回答)、エン転職が538万円(40名回答)と、いずれも540万円前後に収まっています。有報の公式値より70万〜80万円ほど低い水準ですが、これは回答者に若手・非管理職が相対的に多い可能性などが考えられ、断定はできません。求人票の想定年収(後述)とあわせて読むと、給与の実像がつかみやすくなるでしょう。

給与・年収・評価制度についての声

給与体系については、能力や専門性に応じた「グレード制」が採られており、口コミでも昇給のしくみに触れた投稿が見られます。まずは、グレードと年収の関係を具体的に語った声を見てみましょう。

グレードごとに100万程さがあり、同じグレードの中でも差はある。ただ基本的にグレードの昇格を果たさないとほぼ上がらない。

出典: 転職会議(jobtalk.jp)(2026年7月現在)

グレードが上がれば年収も大きく変わるが、昇格しないと伸びにくい、という受け止めでしょう。ネットイヤーグループは「行動評価」と「業務評価」を合算した総合評価で処遇を決める制度を採っており、この昇格の重みが年収に直結していると考えられます。その評価の運用について、厳しさを感じたという声もありました。

年度ごとに立てる目標を達成できなかったという理由だけで大幅な降格をされた。

出典: 転職会議(jobtalk.jp)(2026年7月現在)

目標の達成度が処遇に強く反映される、成果主義の一面を伝える投稿ではないでしょうか。口コミ集計サイトでも「人事評価の適正感」は3.0前後(5点満点)と評価が割れており、制度そのものより上司や年度による運用のばらつきに不満が集まりやすいことがうかがえます。昇給を狙うなら、グレードを上げる目標設定と評価基準を、面接や入社後に具体的に確認しておくとよいでしょう。

働き方・残業・休日についての声

働き方については、テレワーク中心で柔軟という声と、プロジェクトによっては負荷が高いという声の両方が見られます。口コミサイトの平均残業時間はサイトによって月36〜45時間と幅があり、部署や案件による差が大きいテーマだと考えられるでしょう。まずは、有給の取りやすさを評価する声を見てみましょう。

どんな理由(子供が熱を出した、旅行にいく等)であれ、プロジェクトに著しく支障をきたさない限りは、嫌な顔もされないし普通に取得できる。

出典: 転職会議(jobtalk.jp)(2026年7月現在)

子どもの発熱でも旅行でも、プロジェクトに大きな支障がなければ気兼ねなく有給を取れる、という受け止めでしょう。テレワーク主体で柔軟な働き方を掲げる会社の方針とも重なります。一方で、拘束時間の長さや職場の距離感に触れた、こんな声もありました。

独特な内輪ノリがあり、年数回懇親会のようなものが定期的に行われていました。仕事の拘束時間が長いのせいかプライベートとの境界が曖昧で、恋愛など聞きたくもない話を聞かされることもありました。

出典: Yahoo!しごとカタログ(2026年7月現在)

拘束時間が長く、仕事と私生活の境目があいまいだと感じた、という2022年時点の元社員の声でしょう。柔軟に休める環境を評価する声と、忙しさや距離感を課題に挙げる声が混在しており、実態は配属先のプロジェクトによって変わりやすいことがうかがえるのではないでしょうか。気になる場合は、志望する職種の残業や繁忙期の状況を面接で具体的にたずねておくのがおすすめです。

教育・研修・成長環境についての声

成長環境については、多様な案件を通じて力をつけられるという声がある一方、身につくスキルの範囲を課題に挙げる声もあります。まずは、経験の幅について率直に語った投稿を見てみましょう。

デジタルマーケティングの戦略・施策実行経験は積めない。

出典: 転職会議(jobtalk.jp)(2026年7月現在)

戦略の設計は担っても、施策を自ら回しきる経験までは積みにくい、という見方でしょう。支援する立場ならではの役割分担が背景にあると考えられます。ただし、会社は資格取得支援やUX演習といった研修に力を入れており、公式noteでは新卒社員が育成の実感を次のように書いています。

そこで私は、多くの先輩方と1on1をすることで、経験談や人生観を聞いて、最終的に自分がどうなりたいかの判断材料を集めました。(中略)今は完全に見えているわけではありませんが、数ヶ月前の自分よりも目的を持って仕事に取り組んでいる感覚があります。

出典: ネットイヤーグループ 公式note(2023年新卒入社者)(2026年7月現在)

先輩との1on1を通じて自分の方向性を探る、若手を支える文化がうかがえるのではないでしょうか。口コミ集計サイトでも「20代成長環境」は3.1前後(5点満点)と業界内では中庸からやや高めで、体系的な研修と現場でのOJTを組み合わせて力をつけていくスタイルだと考えられます。裏を返せば、自分から学びに行く姿勢が求められる環境ともいえるでしょう。

社風・人間関係・女性の働きやすさについての声

社風については、女性が働きやすいという評価が目立ちます。創業社長が女性だったことから、女性活躍の文化が続いていると語る投稿が複数見られました。まずは、直近の2024年に投稿された声を見てみましょう。

女性にとって働きやすいです。(中略)最近では役職者の男性が育休と取得しているケースもあり、この点については優れていると感じます。

出典: エン転職(エン カイシャの評判データ)(2026年7月現在)

産休・育休や時短勤務が使いやすく、最近は男性の管理職も育休を取っている、という現職社員の受け止めでしょう。管理職に占める女性の割合が37.0%(2026年3月期)に達している公式の数字とも重なる内容です。組織や経営に目を向けた、次のような投稿もありました。

社長が女性ということもあり、女性比率もそこそこ高く働きやすかったです。(中略)ただ経営面ではいまひとつ、ビジネスモデルをシフトできていなかった印象で、メンバーの離脱も多かったです。

出典: Yahoo!しごとカタログ(2026年7月現在)

働きやすさは評価しつつ、事業モデルの転換の遅れや人の入れ替わりを課題として挙げた、2021年時点の元社員の声でしょう。前述のとおり、会社は2025年からの中期経営計画で生成AIを軸とした事業転換を進めており、この投稿が指摘する経営面の課題に向き合おうとしている局面だと考えられます。働きやすさへの評価と、事業や組織の変化のスピードへの見方は、時期によって受け止めが分かれるところではないでしょうか。

ここで紹介した口コミは、回答した社員・元社員の一部の声です。投稿の時期や配属先のプロジェクト・職種によって受け止め方に差が出るため、良い声も気になる声も、そのまま会社全体の評価と決めつけないよう心がけましょう。気になる点は会社説明会や面接で直接たしかめ、公式情報とあわせて総合的に判断することをおすすめします。

※口コミは投稿者個人の感想・経験に基づくものです。実際の環境は説明会や面接でご確認ください。

ネットイヤーグループ株式会社の採用情報

採用は、中途(キャリア)採用が中心です。採用管理システムに掲載されている募集は、2026年7月時点で全9件がキャリア採用・正社員でした。職種は、プロジェクトマネジャー、プロデューサー、ディレクター、UX/CXデザイナー、CRMコンサルタント、マーケティングプランナー、アナリスト、情報セキュリティ担当、法務、部長候補など、ミドルからハイレイヤーの経験者・ポテンシャル採用が目立ちます(出典: ネットイヤーグループ 採用ページ(HRMOS)、2026年7月時点)。勤務地はいずれも東京都中央区銀座の本社です。

給与の目安として、求人媒体に掲載された想定年収レンジも見ておきましょう。媒体によって幅はありますが、ディレクターで420万〜650万円、UX/CXデザイナーで500万〜800万円、プロジェクトマネジャー・プロデューサーで550万〜1,030万円、部長候補で800万〜1,500万円といったモデルが示されています(出典: マイナビエージェントGreen、いずれも2026年7月時点)。実際の待遇は経験や職種によって変わるため、応募前に各媒体で最新の条件を確認しておくとよいでしょう。

新卒採用については、採用サイトに新卒社員のインタビューがあり、会社公式noteにも2023年に新卒入社した社員の記事が掲載されています。ただし、新卒専用の募集要項ページは公開されている範囲では確認できませんでした。ワークスタイル制度を利用した働き方について、採用サイトのインタビューでは次のように語られています。

当社はワークスタイル制度を利用する場合、コアタイムのないフレックスタイム制が適用されるので、仕事の合間をぬってお迎えに行き、そのまま病院に寄ることもできて助かりました。

出典: ネットイヤーグループ 採用サイト 社員インタビュー(2026年7月現在)

コアタイムのないフレックス制で、育児と仕事を柔軟に両立できた、という現職社員の声でしょう。なお、求人を探すときに注意したいのが、マイナビなどにある「NTTデータグループ」の合同新卒募集ページです。これはNTTデータグループ各社の合同ページで、ネットイヤーグループ本体の募集とは別物のため、応募先を取り違えないようにしましょう。

ネットイヤーグループ株式会社が向いている人・企業研究のポイント

公式情報と口コミから見えてくるネットイヤーグループの特徴は、デジタルマーケティングとUXデザインを軸に、企業のデジタル活用を戦略から運用まで一貫して支援している点です。2019年からはNTTデータグループの一員となり、近年は生成AIを事業の中心に据えた転換を進めています。テレワーク中心の柔軟な働き方や、時短勤務・育児支援などの制度が整っているため、専門性を磨きながら、ライフスタイルに合わせて長く働きたい人にとっては、検討する価値のある会社といえるでしょう。中途入社が中心で、いろいろな経歴の人が集まる落ち着いた組織である点も、キャリア採用で入る人には働きやすさにつながりそうです。

一方で、口コミからは、グレードの昇格を軸とした給与体系で昇給に伸び悩みを感じる声や、評価の運用が上司や年度によってばらつくという声、支援する立場ゆえに施策を自ら回しきる経験は積みにくいという声も見られました。業績は2025年3月期まで減収が続き、直近で増収・増益に転じたばかりという、事業の転換期にある点も押さえておきたいところです。入社後のミスマッチを避けるには、会社説明会や面接で、志望する職種の評価のしくみ・残業や繁忙期の状況・生成AIへの事業転換の中での役割を具体的に質問し、公式サイト・採用サイト・口コミサイトなど複数の情報源を照らし合わせて判断することをおすすめします。あわせて、NTTデータグループの合同求人とネットイヤーグループ本体の求人を取り違えないことも確認しておきましょう。

よくある質問

Q. ネットイヤーグループは何の会社ですか?

A. 東京都中央区銀座に本社を置く、デジタルマーケティングとUXデザインの会社です。企業のデジタル戦略づくりから、Webサイト・アプリの設計・開発、広告やSEOの運用までを一貫して支援しています。近年は生成AIを事業の中心に据えており、2019年からはNTTデータグループの一員として事業を展開しています(出典: ネットイヤーグループ 公式サイト、有価証券報告書 第27期)。

Q. ネットイヤーグループとNTTデータグループの関係は?

A. ネットイヤーグループは、2019年にNTTデータ(現・株式会社NTTデータ)のTOBを受けて連結子会社となりました。NTTデータの議決権保有割合は48.51%と過半には届きませんが、有価証券報告書では「実質的な支配力を持っているため親会社としております」と説明され、会計上・法律上はNTTデータの連結子会社と位置づけられています。上場は継続しており、2026年4月に東証グロース市場からスタンダード市場(証券コード3622)へ移りました(出典: 有価証券報告書 第27期、公式サイト 沿革)。

Q. ネットイヤーグループの年収はどのくらいですか?

A. 会社が有価証券報告書で公表する平均年間給与は、2026年3月期で約595万円(単体171名・平均年齢39.9歳)で、直近3年は595万〜619万円で推移しています。一方、社員口コミサイトの回答者集計では、OpenWork・エン カイシャの評判・エン転職がいずれも538万〜542万円と報告しています。公式値より70万〜80万円ほど低いのは、回答者に若手・非管理職が多いことなどが背景にあると考えられるでしょう。求人票の想定年収では、職種により420万〜1,500万円程度のモデルが示されています。

Q. ネットイヤーグループの働き方や評判はどうですか?

A. 社員口コミサイトの総合評価は、転職会議2.75・OpenWork2.92・エン カイシャの評判3.0・Yahoo!しごとカタログ3.1(いずれも5点満点、2026年7月時点)と、平均並みといえるでしょう。テレワーク中心の柔軟な働き方や有給の取りやすさ、女性の働きやすさを評価する声がある一方、昇給のしくみや評価の運用、事業の転換スピードを課題に挙げる声もあります。良い声と気になる声の両方があるため、複数の情報源を確認し、説明会や面接で実態をたしかめることをおすすめします。

この記事の監修者

株式会社ネット風評被害対策 代表取締役 内村淳

大学卒業後、サッカー選手を経て、大手風評対策会社に入社。
3年半にわたりナショナルクライアントを含む数々の炎上事案・ブランドイメージ毀損対策に従事。
その後、ネット誹謗中傷対策に特化した法律事務所に1年間従事し、法的観点からの対応知見を習得。
IT技術と法的アプローチの双方に携わってきた経験を持つ。
現在は15年以上の経験とノウハウをもとにネット風評被害対策専門会社を設立。あらゆるネット風評被害対策支援に加え、企業向けコンサルティングや同業他社へのサービス提供も行う。
日々進化するAI検索エンジンのアルゴリズムを徹底解析し、AI検索時代に適応した次世代の風評対策に注力している。

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