株式会社ストエネ(以下、ストエネ)は、東京都豊島区池袋に本社を置くエネルギー関連の会社です。2018年7月に設立され、電力の小売、都市ガスの取次・小売、不動産管理会社向けの空室通電サービスなどを手がけています。従業員数は63名です(2024年4月時点)。
社名で調べると「グランデータ」「ひまわりでんき」という別の名前が混ざって表示されます。いずれも同じ法人の旧商号で、国税庁法人番号公表サイトの変更履歴を見ると、法人番号5013301042580は設立時から変わっていません。この記事で扱うのは、この法人番号の1社だけです。
以下では、公式サイト、国税庁の法人番号データ、Gビズインフォ、求人情報、口コミに投稿された社員・元社員の声をもとに、会社概要・事業内容・働く環境・評判・採用情報を整理しました。応募や選考の前に確認したい材料を、この1ページにまとめています。
株式会社ストエネの会社概要

| 正式商号 | 株式会社ストエネ |
|---|---|
| 旧商号 | 株式会社ひまわりでんき(2018年7月〜2020年5月)/株式会社グランデータ(2020年5月〜2023年11月) |
| 本社所在地 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋二丁目36番1号 INFINITY IKEBUKURO 3階 |
| 設立 | 2018年7月13日 |
| 代表者 | 代表取締役 永井 翔大 |
| 資本金 | 1億円(2024年3月現在) |
| 従業員数 | 63名(2024年4月時点) |
| 事業内容 | インフラ事業(電力小売/都市ガスの取次・小売/不動産会社向け空室通電サービス「Genesis賃貸」/入居者向けの「電気・ガス・インターネット」) |
| 法人番号 | 5013301042580 |
| 公式サイト | https://sutoene.co.jp/ |
出典: 株式会社ストエネ 公式サイト 会社概要および同 事業内容(2026年8月現在)。従業員数63名(2024年4月時点)はエン転職の求人ページにある会社概要欄の記載によります。
※法人番号5013301042580・商号・本店所在地は、国税庁法人番号公表サイトの変更履歴情報およびGビズインフォ(経済産業省)でも一致を確認しています(2026年8月現在)。
企業研究の入口で戸惑いやすいのが、社名の変遷でしょう。国税庁法人番号公表サイトの変更履歴情報によると、2018年7月に「株式会社ひまわりでんき」として法人番号が指定され、2020年5月13日に「株式会社グランデータ」へ、2023年11月13日に現在の商号へと変わりました。
組織のかたちについては、求人サイトの法務職の求人票に、ストエネを「エネルギー領域に特化した連結子会社6社を統括する中間持株会社」と説明する一節がありました(出典: 求人ボックス 株式会社ストエネの求人・2026年8月現在)。ただしこれは求人票の抜粋で、同サイトは「求人の要約部分などにAI技術を利用しております」と注記しています。グループの構成は公式サイトや国税庁の公表データでは確認できず、63名が単体かグループ全体かも公表資料に明記がありません。
資本金の推移も、公式サイトの沿革に記載があります。2019年3月に1億5,687万5,000円、同年11月に2億4,077万5,000円と増資し、2021年の複数回の増資を経て2022年1月時点では5億8,291万5,000円まで積み上がりました。その後、2024年3月に1億円へ減資しています(出典: 株式会社ストエネ 公式サイト 会社概要・2026年8月現在)。減資の理由について、公式サイトに説明は載っていません。概要表の「1億円」は、この減資後の金額です。
売上高は、公式発表ではなく転職関連の媒体が掲載しています。Yahoo!しごとカタログの企業情報欄には、同欄の表記で「2025年度」の売上高430億円(前年度比▲20億円)・経常利益37億3,900万円(前年度比+9億600万円)が、連結決算を優先する形で載っていました。決算期(事業年度の締め月)は同欄に示されていません。転職エージェントGeeklyの企業データには、時点の記載なしで売上高414億9,261万円と書かれています(いずれも2026年8月現在)。非上場のため有価証券報告書が公開されておらず、媒体で数字も対象期間も異なります。数百億円規模という程度の目安として読みましょう。
株式会社ストエネの事業内容
公式サイトでは、事業を「インフラ事業」と総称しています。中身は、電気・ガスを届ける小売の部分と、不動産管理会社を相手にした法人向けサービスの部分に分かれていました。
電力小売と都市ガス
柱のひとつが電力小売です。公式サイトの沿革によると、電力小売事業を始めたのは2019年1月で、個人向けと法人向けの両方を扱っています。ガスについては2019年10月に都市ガスの取次事業を開始し、2021年10月には東京ガスエリアで都市ガスの小売事業にも参入しました(出典: 株式会社ストエネ 公式サイト 会社概要・2026年8月現在)。
契約者向けの窓口は、コーポレートサイトとは別のドメイン(sutoene-service.jp)で運営されています。カスタマーセンターやバックオフィスの業務はここに紐づくと考えると、全体像をつかみやすいでしょう。
不動産会社向けの「Genesis賃貸」と入居者向けサービス
もうひとつの柱が、不動産管理会社を顧客とする法人向けサービスです。2021年10月にローンチされた「Genesis賃貸」を、公式サイトは「空室期間の課題を解決するサービス」と紹介しています。サービス専用サイトでは、空室期間の電気料金を0円で提供し、通電と廃止の手配を管理画面から行えると説明されていました(出典: 株式会社ストエネ 公式サイト 事業内容・Genesis賃貸 公式サイト・2026年8月現在)。空室の内見時に電気を使える状態にする作業は、従来は管理会社が個別に手配していた領域でした。
これと対になるのが、入居者向けの「電気・ガス・インターネット」です。公式サイトは、全国の不動産会社との提携を通じて新生活をはじめる入居者にこれらを届けていると説明しています。Genesis賃貸のサイトには、空室期間の電気料金を0円にできる理由として、新規入居者の情報を紹介してもらい、そこから生まれる収益で補填しているという記載もありました(出典: 同上)。管理会社との提携が入居者の契約につながる構造です。営業の相手が不動産管理会社である点は、営業職を志望する人にとって仕事の中身を大きく左右するでしょう。
沿革でたどる事業の広がり
- 2018年7月: 設立(当時の商号は株式会社ひまわりでんき)
- 2019年1月: 電力小売事業を開始
- 2019年10月: 都市ガス取次事業を開始
- 2020年4月: 株式会社グランデータへ商号変更
- 2021年10月: 都市ガス小売事業を東京ガスエリアで開始/「Genesis賃貸」をローンチ
- 2023年11月: 株式会社ストエネへ商号変更
※上記の年月は公式サイトの沿革の表記です。国税庁法人番号公表サイトが記録する商号変更の登記日は、グランデータへの変更が2020年5月13日、ストエネへの変更が2023年11月13日でした。グランデータへの変更については、公式サイトの表記(2020年4月)と1か月の差があります。
設立から3年ほどで、電気・ガス・不動産向けサービスの3方向へ広がった流れが読み取れます。この後の評判の章で引用する口コミにも、成長の速さと部署の新設に触れた投稿があり、年表と方向が重なりました(出典: 株式会社ストエネ 公式サイト 会社概要・2026年8月現在)。
株式会社ストエネの働く環境・社風
勤務条件と休日
公式サイトの「数字で見るストエネ」ページには、年間休日124日と記載されています。求人サイトの法務職の求人票では、土日祝休み・週休2日・年休120日以上、在宅ワーク可、社保完備という条件が示されていました。所定労働時間は7時間30分(休憩1時間)で、勤務開始時間は選択できる形式です。年収の提示は600万円〜850万円でした(出典: 求人ボックス 株式会社ストエネの求人・2026年8月現在)。
所定労働時間7時間30分という設定は、8時間を前提とする会社と比べて1日あたり30分短い計算です。月給や年収を他社と見比べるときは、この時間数も並べて考えてみてください。
公式に掲げられている福利厚生
「数字で見るストエネ」ページに挙げられている福利厚生は、社員持株制度、資格取得支援制度、メンター制度、他部署ランチ制度、部署内懇親会制度の5つでした。金銭的な補助よりも「社員同士が接点を持つ仕組み」に寄っている点が目を引きます(出典: 株式会社ストエネ 公式サイト 数字で見るストエネ・2026年8月現在)。
公表されている組織の数字
同じページには、社員構成の数値も掲載されています。社員の平均年齢は34歳、管理職は39歳。入社経路は新卒20%・中途80%、男女比は男性60%・女性40%でした。職種の内訳は、業務委託を含めてシステム40%、営業23%、CS・BPO管理14%、企画11%と続きます。最も多いのがシステム部門という構成は、電力・ガスの契約や請求を自社で処理する体制の表れでしょう。エネルギー会社の看板から営業中心の組織を想像すると、実像とはずれます。
注意したいのは、このページの数値に取得時点の記載がない点です。電力・ガスの契約数(電力約42万件・ガス約7万件)だけが「2022年9月末時点」と明記され、他の項目には時点の表示がありません。旧商号だった時期のページの可能性もあり、最新の数字は説明会や面接で確認するのが確実でしょう。
会社が発信している社風
採用向けの発信としては、Wantedlyの公式アカウントに社員インタビュー記事が12本あります。いずれも2023年前半の公開で、当時の社名「グランデータ」表記でした。人事総務部の担当者へのインタビューでは、他部署ランチ制度・社内表彰制度・社内研修・ノー残業デーといった制度が、全社員へのアンケートで出た課題をもとに整備されたと説明されています(出典: Wantedly 株式会社ストエネ 社員インタビュー・2023年3月13日公開)。
子育て中の社員へのインタビューでは、状況に応じたリモートワークや勤務開始時間の調整、有給の取りやすさが語られていました(出典: Wantedly 株式会社ストエネ 社員インタビュー・2023年1月27日公開)。ただし、これらは会社が採用のために公開しているコンテンツで、第三者による評価ではありません。制度の運用実態は、次の章の口コミとあわせて読むと立体的につかめます。
株式会社ストエネの評判・口コミ
ここからは、社員や元社員が投稿した口コミを見ていきます。語られているテーマは、給与と評価制度、働き方と残業、成長環境とキャリア、女性の働きやすさ、社風と人間関係、情報共有と仕事の進め方、福利厚生と職場環境の7つでした。
まず全体の数字です。エン カイシャの評判には口コミ60件が掲載され、正社員10名の回答による総合評価は3.7、平均年収は606万円(平均年齢29歳・回答者10名の集計)、残業時間は月19時間でした。転職会議は口コミ27件で総合評点3.64、残業時間は月22.5時間、有給消化率は年70%。同サイトの評点内訳は、上から5点10件(37%)、4点5件(19%)、3点6件(22%)、2点3件(11%)、1点3件(11%)。低い側の2点・1点が合わせて22%を占めます。Yahoo!しごとカタログにはクチコミが4件ありましたが、4件とも電話対応の職種・20代女性・現職という同じ属性で、投稿日も全て2022年2月1日でした。1人が複数のカテゴリに投稿したものとみられます(いずれも2026年8月現在)。これらは回答者の申告をまとめた数字であり、会社が公表したものではありません。
サイトの成り立ちも知っておくと役立ちます。エン カイシャの評判とエン転職の口コミ欄は同じ運営で、1人の投稿者が複数のカテゴリへ回答する形式です。件数の多さが、そのまま人数の多さを意味するわけではありません。なお、この記事でエン転職として引用するものは、求人広告のページに「エン カイシャの評判」から転載された口コミです。同じページには「株式会社ストエネ 採用担当です」で始まる企業側の返信コメントも並んでいました。採用の場に置かれた口コミである点は踏まえて読みたいところです。
給与・評価制度についての声
まず、中途入社した30代の投稿者が書いた評価制度の説明を見てみましょう。
評価制度:個人目標に対する達成率で、昇格・昇給があります。そのため、年功序列の考え方はなく、実力主義のため、自身が頑張った分、評価が戻ってきます。
出典: 「エン カイシャの評判」の口コミ(エン転職の求人ページに転載・2024年4月投稿・2026年8月現在)
年功序列ではなく、個人目標の達成率で昇格と昇給が決まるという組み立てでした。管理部門に在籍していた投稿者からも、目標設定のしかたに触れた声が出ていました。
半年に一回査定があります。管理部でもしっかりと追える目標を設定してもらえるため、まじめに取り組めば着実に昇給していくことができます。
出典: 転職会議(2024年8月投稿・2026年8月現在)
営業のように売上で測りにくい管理部門でも、追跡できる目標が設定されるという内容でした。この投稿者は課長クラス・年収800万円と表示されています。集計値の平均年収606万円(平均年齢29歳・回答者10名)と並べると、役職に就いた層とそうでない層で開きがありそうです。評価の頻度・昇格の基準・賞与の実績は、面接で確かめておきましょう。
働き方・残業についての声
残業と休日については、運用のしかたに踏み込んだ投稿がありました。
勤務時間・休日休暇:無駄な残業はなく、帰れる時に帰るように推奨される。場合によっては残業をしないといけないこともあるが、その分、定時に帰れるようにどうやったら業務が削減、効率化できるかなどを一緒に考えてくれる上司がいるので、前向きに稼働ができる。土日祝など休日はちゃんと休むように言われ、メリハリがある。万が一出勤せざるを得ない状況になったとしても、必ず振替休暇を取るようになっている。
出典: 「エン カイシャの評判」の口コミ(エン転職の求人ページに転載・2024年5月投稿・2026年8月現在)
残業が発生した場合は業務の削り方を上司と一緒に考える、休日出勤には振替休暇を充てる、という運用が語られています。転職会議にも、社内のルールに触れた投稿がありました。
≪残業≫社内ルールとして、『残業を抑えましょう』という意識づけがあるため、業務後に、趣味の予定等も立てやすいです。
出典: 転職会議(2024年9月投稿・2026年8月現在)
会社が公表した残業時間の数値はありませんが、前掲の口コミサイトの集計は月19時間と月22.5時間で、2つのサイトが近い値に落ち着いている点は傾向を読む材料になるでしょう。ただし残業の量は部署と時期で変わります。志望部門の実績は個別に聞いてみてください。
成長環境とキャリアについての声
抜擢の事例に触れた投稿もありました。在籍3〜5年で課長を務める投稿者による内容です。
私は未経験の一般職として入社しましたが、入社後数か月で経営上重要な長期プロジェクトへの参画ができ、そこでの活躍を評価されて2年後に役職がつきました。仕事への意欲や向上心があれば経験年数を問わず抜擢してくれる社風なので、手を挙げれば貴重な経験を得ることができるのがこの会社の大きな強みだと感じています。
出典: エン カイシャの評判(2024年4月投稿・2026年8月現在)
未経験の一般職から2年で役職に就いたという経緯でした。設立から数年で事業が3方向へ広がった年表を踏まえると、ポジションが増える局面が続いていたと想像できます。同じ投稿者は、働きがいの中身についても書いていました。
他ではあまり機会がないような貴重な経験ができることに働きがいを感じます。ベンチャー気質で日々新しいことを取り入れながら拡大していっている会社なので、個人個人も日々新しい知識の習得をしてそのミッションに取り組んでいます。(中略)逆にルーティン業務やマニュアルを重視する方にはあまり向いていない社風かもしれません。
出典: エン カイシャの評判(2024年4月投稿・2026年8月現在)
肯定的に振り返りながら、末尾で「ルーティン業務やマニュアルを重視する方にはあまり向いていない」と自ら線を引いている点に注目したいところです。手順が固まった環境で腰を据えて働きたい人は、相性を慎重に見ておきましょう。
抜擢が起きる背景そのものを説明した投稿も、別のサイトに出ていました。
成長・キャリア開発:会社の成長スピードが早いため、部署の拡大や新設も多く行われます。それに伴って責任者となる人材も必要としているため、20代の多くが経験できるわけではないチャンスが巡ってきます。
出典: 「エン カイシャの評判」の口コミ(エン転職の求人ページに転載・2023年2月投稿・2026年8月現在)
部署が増えるからポストも増える、という説明でした。前章の沿革とも方向が重なります。裏を返せば、この機会は組織が広がっている局面に支えられたものでもあるでしょう。拡大が一段落したとき同じ頻度でポストが空くかは、この投稿から読み取れません。
女性の働きやすさについての声
育児との両立に触れた投稿は、人事総務に在籍する投稿者から出ていました。
女性の働きやすさ:育児をしている方も働きやすい環境だと思います。時短勤務を行っている方やテレワークを導入しながら、業務に従事している方もいらっしゃいます。
出典: エン カイシャの評判(2024年4月投稿・2026年8月現在)
時短勤務とテレワークの併用という具体的な形が挙げられていました。会社側がWantedlyのインタビューで語っていた内容とも、方向は一致します。キャリアの面では、転職会議に次のような投稿がありました。
≪キャリアアップ≫20代で、女性管理職になった方もいて、未経験からでもキャリアアップできる環境だと思っています。
出典: 転職会議(2024年9月投稿・2026年8月現在)
公式に公表されている男女比は男性60%・女性40%です。女性管理職の比率は公表されていないため、この投稿は個別の事例として読みましょう。Yahoo!しごとカタログの投稿では、電話対応の職場は女性が多く、20代から50代まで在籍していると書かれています(2022年2月投稿)。職種や部署で男女構成の印象は変わるとみられました。
社風・人間関係についての声
社風については、上下関係のフラットさを挙げる投稿がありました。
上下関係はあまり感じないフラットな社風だと感じています。社長と一般社員が雑談をしているような光景も日常茶飯事ですし、社員同士も結構和気あいあいとしています。
出典: 転職会議(2024年8月投稿・2026年8月現在)
従業員63名という規模を踏まえると、経営層との物理的な距離が近い環境は成り立ちやすいといえるでしょう。ただし、人間関係の見え方は一様ではありませんでした。
一緒に働く人とのコミュニケーションは取りやすいと感じています。一方、仲がいい人たちはグループになっている印象です。
出典: 転職会議(2025年11月投稿・2026年8月現在)
話しかけやすさを認めつつ、親しい人同士のまとまりができている点を指摘する内容でした。会社が他部署ランチ制度や部署内懇親会制度を用意しているのは、交流の偏りを制度で埋める狙いとも読めます。
情報共有・仕事の進め方についての声
社内の仕組みについては、複数の投稿が同じ方向の課題を挙げていました。
情報が整理されていないので何かを確認する場面になったとき、大変時間がかかります。
出典: 転職会議(2024年2月投稿・2026年8月現在)
社内の情報が探しづらい、という趣旨でした。近い論点は、別の年の投稿にも出ています。
業務の属人化してしまっている部分があります。
出典: 転職会議(2024年9月投稿・2026年8月現在)
同じ論点は、別の口コミサイトの2022年の投稿でも、事業面の弱みという形で挙げられていました。
事業の弱み:協調性はあるものの、情報共有力がやや弱みです。全員が全てを把握することは困難ですが、必要な情報が周知されないまま物事が進み始めてしまう事があるので、準備と計画性をもった事業展開を意識することで、強みに変えていけると思ってます。
出典: エン カイシャの評判(2022年9月投稿・2026年8月現在)
情報の整理、業務の属人化、必要な情報が周知されないまま物事が動き出すこと。この3つは裏表の関係にある指摘で、2022年から2024年にかけて、2つのサイトにまたがって書かれていました。設立から短期間で事業と部署が増えた会社では、資料やナレッジの整備が拡大の速度に追いつかない場面も起こり得ます。前出の「ベンチャー気質」という表現と同じ状況の、表と裏かもしれません。入社後に自分で情報を取りにいく動き方や引き継ぎ体制の実情は、頭に入れておきましょう。
福利厚生・職場環境についての声
公式に掲げられている制度が、実際に使われている様子も投稿から確認できました。
福利厚生制度で、ライブラリー制度・資格取得支援制度があります。そのため、勉強を行いやすい環境です。
出典: 転職会議(2024年9月投稿・2026年8月現在)
公式サイトに記載のある資格取得支援制度に加えて、「ライブラリー制度」の名前が挙がりました。制度の中身までは公開情報から確認できませんでしたが、勉強しやすいと感じている社員がいるという点は運用面を知る手がかりといえるでしょう。ただし、制度の量そのものには控えめな見方も出ていました。
福利厚生:福利厚生は年々少しずつではありますが、増えています。他社と比較し福利厚生が充実しているとは言えませんが、社内でも従業員の意見を取り入れ、福利厚生として取り入れている部分は多くあり、今後さらに良くなるかと思います。
出典: エン カイシャの評判(2024年4月投稿・2026年8月現在)
増えてはいるが他社と比べて充実しているとは言えない、という評価でした。公式に挙がる5つの制度が社員同士の接点づくりに寄っている点とも重なります。住宅補助や退職金のような金銭的な制度を重視するなら、有無と金額を選考で確かめましょう。オフィスの環境についても投稿がありました。
オフィス環境:リフレッシュスペースに、コーヒーマシーンや自販機等も設置しているため、お昼休憩以外にも、ほっと一息したいときも、休憩できます。また駅まで行かなくても、ランチできる場所があり、仲が良い方とランチしに行くのもオススメです!
出典: 「エン カイシャの評判」の口コミ(エン転職の求人ページに転載・2024年4月投稿・2026年8月現在)
リフレッシュスペースと、社内で昼食を取れる場所について書かれています。公式の福利厚生に挙がる他部署ランチ制度とも結びつく環境です。
ここで引用した投稿は、2024年から2025年に書かれたものが中心でした。投稿者の在籍時期・雇用形態・所属部署は異なり、制度も変わっている可能性があります。従業員63名という規模では、少数の投稿が全体の印象を左右しやすい点に注意してください。
株式会社ストエネの採用情報
採用の入口は、自社サイトの中には置かれていません。公式サイトのナビゲーションに「採用情報」のリンクはありますが、2026年8月現在、そのページは表示されない状態でした。募集の情報は、Wantedlyの公式アカウントと外部の求人サイトにあります。Wantedlyの社員インタビュー記事12本は事業企画・カスタマーサポート・人事総務・アライアンス営業と部門をまたいでおり、社内の仕事の分かれ方を知る材料になりました(出典: Wantedly 株式会社ストエネ・2026年8月現在)。
求人サイトで確認できた募集は、法務/弁護士職の1件だけでした。勤務地は池袋駅から徒歩7分の本社、年収は600万円〜850万円の提示です。常時多数の採用枠を開けている会社ではないため、Wantedlyと求人サイトの両方を定期的に確認しておきましょう。
なお、エン転職には旧商号「株式会社グランデータ」名義の求人が、掲載終了の状態で残っています。未経験歓迎の営業職(月給25万円〜+インセンティブ。年収例は31歳・3年目で826万円)などです(出典: エン転職 株式会社ストエネ・2026年8月現在)。過去の職種と条件を知る参考ですが、現在応募できるものではありません。
株式会社ストエネの募集職種・年収・選考フローは「株式会社ストエネの年収・求人情報|募集職種と選考・働き方を調査」で詳しく整理しました。
株式会社ストエネが向いている人・企業研究のポイント
公開情報と口コミを重ねると、設立8年・従業員63名で、電力とガスの小売に不動産管理会社向けサービスを組み合わせてきた会社という姿が見えます。職種の内訳はシステムが40%と最も多く、営業の相手は個人ではなく不動産管理会社が中心でした。
合いやすいのは、事業や部署が増えていく局面で自分から手を挙げたい人でしょう。未経験の一般職から2年で役職に就いた投稿があり、20代で女性管理職になった事例に触れた声も出ています。一方、社内の情報が整理されておらず確認に時間がかかる、業務が属人化している、福利厚生は他社と比べて充実しているとは言えないという指摘もありました。「ルーティン業務やマニュアルを重視する方には向いていない」と投稿者自身が書いた声も出ています。転職会議の27件を評点別に見ると、低い側の2点・1点が計6件(22%)ありました。手順や研修が整った環境を求める人とは、相性が分かれるでしょう。
公表情報にかたよりがある点も押さえましょう。平均勤続年数、離職率、有給の実取得率、賞与の水準、新卒採用の詳細は、いずれも公開情報から確認できませんでした。「数字で見るストエネ」ページの数値も、契約数以外は取得時点の記載がありません。選考に進むなら、①志望部署の残業時間と繁忙期、②評価と昇給が決まる基準と時期、③入社後にどう仕事を覚えるのか(研修の有無、任される範囲、相談先)の3点を直接確認しましょう。
よくある質問
Q. 株式会社ストエネは何の会社ですか?
A. 東京都豊島区池袋のエネルギー関連の会社です。2018年7月設立、資本金1億円、従業員数63名(2024年4月時点)。事業は電力の小売、都市ガスの取次・小売、不動産会社向けの空室通電サービス「Genesis賃貸」、入居者向けの「電気・ガス・インターネット」で構成されます。
Q. 「グランデータ」「ひまわりでんき」とは同じ会社ですか?
A. 同じ法人です。国税庁法人番号公表サイトの変更履歴情報によると、2018年7月に「株式会社ひまわりでんき」として法人番号5013301042580が指定され、2020年5月13日に「株式会社グランデータ」へ、2023年11月13日に「株式会社ストエネ」へ商号が変更されました。法人番号は一貫して変わっていません。
Q. 株式会社ストエネの評判・口コミはどうですか?
A. 給与・評価では、半期ごとの査定と目標達成率で昇格・昇給が決まる仕組みの説明が複数ありました。働き方では、残業を抑える意識づけや振替休暇の運用に触れた声が出ています。一方、社内の情報が整理されていない、業務が属人化している、福利厚生は他社と比べて充実しているとは言えないという指摘も投稿されていました。集計値はエン カイシャの評判で総合3.7(正社員10名の回答)、転職会議で総合評点3.64(27件)ですが、転職会議の内訳では低い側の2点・1点が計6件(22%)を占めます(2026年8月現在)。
Q. 株式会社ストエネの働き方や休日はどうなっていますか?
A. 公式サイトの「数字で見るストエネ」ページには年間休日124日と記載され、求人サイトの法務職の求人票では土日祝休み・週休2日・在宅ワーク可という条件が示されていました。所定労働時間は7時間30分(休憩1時間)です。残業時間の会社公表値はありませんが、口コミサイトの集計では月19時間(エン カイシャの評判)、月22.5時間(転職会議)という数字が出ています。回答者の申告に基づくため、志望部署の実情は面接で確認してください。

