株式会社オープンハウスは、東京都渋谷区に本社を置き、新築戸建の分譲や不動産の売買仲介を手がける不動産会社です(以下、オープンハウス)。東証プライム市場に上場する株式会社オープンハウスグループの子会社で、グループの主力である戸建関連事業を担っています。社名で検索すると社員クチコミサイトや年収の比較ページが上位に並ぶため、応募や選考の前に働き方や評判を確かめておきたい就活生・転職検討者も多いのではないでしょうか。
この記事では、公式サイトの会社概要や新卒採用の募集要項、親会社が提出した有価証券報告書といった一次情報に加え、エン転職・エン カイシャの評判に実際に投稿された社員・元社員の声をもとに、会社概要・事業内容・働く環境・評判・採用情報を整理しています。入社後に「イメージと違った」と後悔しないために、応募前に押さえておきたいポイントをこの1ページにまとめました。
あわせて押さえておきたいのが、「オープンハウス」を名乗る法人が複数あることです。この記事が扱うのは法人番号4010001217084の株式会社オープンハウス(東京都渋谷区)で、上場している株式会社オープンハウスグループ(法人番号5011001028165・東京都千代田区)や、埼玉県行田市にある同名の別法人は、いずれも別会社にあたります。年収や口コミを調べるときは、どの法人の情報かを必ず確かめましょう。
株式会社オープンハウスの会社概要

| 正式商号 | 株式会社オープンハウス(英文表記: Open House Co Ltd)/2022年1月1日以降。旧商号は株式会社オープンハウス準備会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 4010001217084 |
| 本社所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷一丁目13番9号(2022年1月1日以降) |
| 創業 | 2021年4月1日(公式サイト会社概要の表記) |
| 事業開始 | 2022年1月1日(持株会社体制への移行に伴う会社分割で戸建関連事業を承継) |
| 代表者 | 代表取締役社長 鎌田和彦 |
| 資本金 | 1億円(100百万円) |
| 決算期 | 9月 |
| 事業内容 | 不動産売買の代理・仲介事業/新築戸建分譲事業/マンション・ディベロップメント事業/不動産投資事業/不動産金融事業(公式サイトは「事業内容(グループ)」として掲載) |
| 登録免許番号 | 宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第9996号 |
| 加盟団体 | 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会/一般社団法人全国住宅産業協会/一般社団法人不動産流通経営協会 |
| 親会社 | 株式会社オープンハウスグループ(東証プライム市場・証券コード3288) |
| 従業員数 | 単体の公表値は確認できず(グループ連結6,620名・2025年9月30日現在) |
| 公式サイト | https://oh.openhouse-group.com/ |
出典: 株式会社オープンハウス 公式サイト 会社概要(2026年8月時点)
※法人番号と本社所在地は「gBizINFO(経済産業省)」でも一致を確認しました。従業員数は、オープンハウス単体の公表値が公式サイト・有価証券報告書のいずれにも見当たらず、グループ連結の人数を参考に載せています。
オープンハウスは、2022年1月1日に事業を始めた比較的新しい法人です。1997年創業の旧・株式会社オープンハウスが2022年1月に純粋持株会社へ移行して「株式会社オープンハウスグループ」へ商号を変え、同じタイミングで子会社の「株式会社オープンハウス準備会社」が戸建関連事業などを引き継ぎ、「株式会社オープンハウス」へ商号を変更しました。いま「株式会社オープンハウス」と呼ばれているのは、この2代目の事業会社にあたります。
資本金は1億円で、株式は公開していません。上場しているのは親会社の株式会社オープンハウスグループ(証券コード3288)のほうです。求人票や比較サイトの「上場企業」という紹介が、グループ全体を指すのか事業会社を指すのかは、分けて読むとよいでしょう。
株式会社オープンハウスの事業内容
公式サイトの会社概要では、事業内容として「不動産売買の代理・仲介事業」「新築戸建分譲事業」「マンション・ディベロップメント事業」「不動産投資事業」「不動産金融事業」と、これらに付帯関連する事業が挙げられています。ただしこの一覧の見出しは「事業内容(グループ)」で、オープンハウス1社の事業だけを指すものではありません。経済産業省のgBizINFOに載る事業概要は「戸建および米国不動産の販売」で、こちらのほうが事業会社としての実務に近い書き方でしょう(出典: 株式会社オープンハウス 公式サイト 会社概要/gBizINFO(経済産業省)、2026年8月時点)。
規模感を示す数字として、同じ会社概要ページには連結の売上高が10年分掲載されています。2025年9月期は1兆3,364億円で、2016年9月期の2,472億円から約5.4倍に増えました。ただしこれは「売上高(連結)」=グループ全体を合算した数値で、オープンハウス1社の売上高や利益は、今回確認した公表資料の中には見当たりませんでした。
人員の面も見ておきましょう。親会社が提出した有価証券報告書(第29期)によると、グループ連結の従業員数6,620名のうち、オープンハウスが主に担う「戸建関連事業」セグメントに3,660名が所属しています(2025年9月30日現在)。マンション事業は280名、収益不動産事業は255名で、戸建がグループの人員面でも中心にあることが読み取れるでしょう(出典: 株式会社オープンハウスグループ 有価証券報告書 第29期)。
販売面での実績も公表されています。公式サイトでは、「2024年度住宅着工棟数 企業グループ部門」で東京都の12区市(渋谷区・新宿区・品川区・杉並区など)、神奈川県、さいたま市、名古屋市、神戸市でNo.1を獲得したと発表しています。ただしこのページには集計元の機関名も具体的な棟数の記載もなく、会社側の発表として読むのが妥当でしょう(出典: 株式会社オープンハウス 公式サイト 地域ビルダーNo.1、2026年8月時点)。
マンションでは第三者機関の集計もあります。不動産経済研究所が集計した「2025年 全国分譲マンション 売主グループ別供給戸数ランキング」では、オープンハウスグループが6,597戸で全国1位となりました。前年の4,941戸から1,600戸以上増え、2位には2倍以上の差をつけたと発表されています。グループ別の集計が始まった2021年から5年連続の首位です。海外では米国の不動産も扱っており、gBizINFOの事業概要にも「戸建および米国不動産の販売」と記されていました(出典: 株式会社オープンハウスグループ プレスリリース(PR TIMES・2026年3月25日))。
株式会社オープンハウスの働く環境・社風
まずは公式の募集要項から、数字で確認できる労働条件を見ていきましょう。新卒総合職は、総合職Sales(営業職)、総合職Corporate(企画・マーケティング・コーポレート職)、総合職Architecture(建築技術職)、総合職IT(社内SE職)、総合職(事務サポート)の5区分に分かれています。初任給はSalesが40万円、Corporate・Architecture・ITが36万円、事務サポートが28万円(宅地建物取引士の資格取得時は30万円)でした(出典: オープンハウスグループ 新卒総合職採用 募集要項、2026年8月時点)。
この初任給には固定残業手当が含まれています。Salesの40万円は基本給262,800円・職種手当40,000円・固定残業手当97,200円(42時間相当分)という構成で、相当時間を超えた分は追加で支給すると明記されていました。総支給額と基本給を分けて見ておくと、実際の水準をつかみやすくなるでしょう。
休日と勤務時間も要項に明記されています。年間休日は115日で、そのうち5日は計画有給休日でした。勤務時間はSalesが9時30分から18時30分、Corporate・IT・事務サポートが9時から18時、Architectureは設計職が9時30分から18時30分・施工管理職が8時から17時と分かれています。賞与は年2回(6月・12月)で、加えて年4回の社員表彰式でインセンティブが支給されると案内されていました。
評価と昇給のサイクルは、職種によって回数が違います。SalesとArchitectureは年4回(1月・4月・7月・10月)、Corporate・IT・事務サポートは年2回(4月・10月)の昇給・昇格機会が設けられていました。営業と建築技術は四半期ごとに評価が回る設計で、後述する口コミにも「3か月に1度」「四半期」という言葉が繰り返し出てきます。
福利厚生として案内されているのは、通勤手当、従業員持株会、定期健康診断、生活習慣病健診、人間ドック、婦人科検診、インフルエンザ予防接種、慶弔見舞金制度、確定拠出年金制度、資格取得支援制度、四半期表彰制度、社宅制度、マイホーム購入サポート、ストレスチェック制度、キャリア選択制度(子育て支援)です。求人媒体の会社概要欄には、これらに加えて退職金制度、在宅勤務制度、出産祝金(最大100万円)、保育所費用補助(月額上限30万円)も挙げられていました(出典: マイナビ転職 株式会社オープンハウス 会社概要、2026年7月時点)。
働く環境をめぐる客観的な数値は、親会社の有価証券報告書(第29期)に法人ごとの開示があります。株式会社オープンハウス単体では、管理職に占める女性労働者の割合が7.3%、男性労働者の育児休業取得率が41.5%でした。男女の賃金差異は、男性の賃金を100としたときの女性の水準が全労働者で60.3%、正規雇用労働者で64.6%です。グループ主要4社では、女性管理職比率を2030年9月期までに15%へ引き上げる目標を掲げ、2025年9月末時点で9.51%と報告していました(出典: 株式会社オープンハウスグループ 有価証券報告書 第29期、2025年9月30日現在)。
社員クチコミサイトの集計値も見ておきましょう。OpenWorkの「株式会社オープンハウス」ページでは、回答者642名の集計として月間平均残業時間57.5時間、有給休暇消化率29.5%が示されていました。総合評点は5点満点で3.76点(サイト内表示で上位2%)です。残業時間の集計値が大きめに出ている一方で評点は高い位置にあり、評価が一方へ単純に傾いてはいないことが読み取れます(出典: OpenWork 株式会社オープンハウス、2026年8月時点)。
株式会社オープンハウスの評判・口コミ
ここからは、オープンハウスで働いた人・働いている人の声をテーマごとに見ていきます。全体感として、OpenWorkの年収回答442名の集計では平均年収652万円(回答者の平均年齢27歳、レンジは300万〜1,500万円)、職種別では不動産関連職666万円、営業職658万円、事務系443万円と示されていました。後で紹介する求人票の年収例(26歳で1,004万円など)とあわせて読むと、20代のうちから金額の幅が大きく開く給与体系だとつかみやすくなるでしょう。
年収・評価制度についての声
給与の口コミで繰り返し出てくるのが、評価サイクルの短さです。新卒入社の社員は、昇給の機会をこう書いていました。
3か月に1度、昇給の機会があり、出した成果に対しての評価の反映が早く、公平。(中略)3か月に1度、昇進・昇格の機会がある。完全な実力主義で昇格・昇進に年齢が関係がない。
出典: エン転職 社員クチコミ(2026年8月現在)
3か月に1度、昇給と昇進・昇格の機会があり、年齢に関係なく評価が反映されるという内容でした。公式の募集要項でもSales職の昇給・昇格機会は年4回と明記されており、投稿の内容は制度の説明と一致します。
年収の水準そのものには、こんな声もありました。
年収は他と比べてもかなりいい方だとおもう。しかし、仕事はもちろんハードなのでそこに耐えれるか耐えれないかが問題。(中略)実力主義のため、昇進や昇格に関しても家が売れるか売れないかで大きく変わってくる。安定的にたくさん売れる人であれば、半年で昇進・昇格することもよくある。
出典: エン カイシャの評判(2026年8月現在)
報酬は高いとしつつ、そのぶん負荷も大きく、成果によって昇進・昇格の速さが変わるという受け止めでした。半年で昇進する人もいるという記述は、四半期ごとに評価が回る制度と重なります。給与を判断材料にするなら、平均値だけでなく、自分が成果を出し続けられる環境かどうかもあわせて見ておきたいところでしょう。
働き方・残業・休日についての声
働き方については、部署や時期による差を語る投稿が目立ちました。まず、勤怠管理の変化にふれた中途入社の社員の声です。
部署によって異なるが営業職は総じて拘束時間が長いが、段々と勤怠管理が厳しくなってきて残業や休日出勤も細かく管理されているため、そういう面では年々良くなってきている感覚はある。(中略)営業職はハードだが間接部門による営業職へのサポートも徹底されている。
出典: エン転職 社員クチコミ(2026年8月現在)
営業職の拘束時間は長いとしつつ、勤怠管理が厳しくなり残業や休日出勤が細かく管理されるようになった、という2021年の投稿でした。一方、より新しい投稿には、実際の勤務時間を具体的に書いたものもあります。
部署にもよりますが、私がいた部署は、火曜水曜休み、その他の平日は9時〜21時、土日祝日は8時半〜22時が基本的な勤務時間でした。(中略)ただ昔と比べるとかなり残業時間は減った方ではありますが、それでも勤務時間は他の会社よりは多い印象です。休みの融通は効かず、かなり激務になりますので、覚悟は必要になります。
出典: エン カイシャの評判(2026年8月現在)
これは戸建て仲介の部署に6年から10年在籍した人が、2024年に投稿した内容でした。平日9時から21時、土日祝日8時30分から22時という勤務時間を挙げる一方で、「昔と比べるとかなり残業時間は減った」とも書いています。公式の募集要項では年間休日115日・所定労働8時間と定められ、Sales職の固定残業手当は42時間相当分と明示されていました。
社風・組織文化についての声
社風の口コミには、目標に向かう熱量を語るものと、数字が前提になる環境を語るものの両方が見られました。まずは中途入社した社員が組織の雰囲気を書いた投稿を見てみましょう。
やる気がある方、目標を明確に持って頑張っている方には会社、先輩、上司が本気でサポートしてくれます。一生懸命仕事に打ち込んでいる熱が組織の人間に伝わっていき、情熱的で今の時代には中々無いような一体感のあるカッコいい会社だと思います。
出典: エン転職 社員クチコミ(2026年8月現在)
やる気や目標を持って取り組む人に対して、会社・先輩・上司のサポートが手厚いという受け止めでした。一体感を評価する内容で、2021年に現職の20代社員が投稿しています。同じ社風を数字の面から書いた投稿もありました。
早くマネジメントがしたい等向上心がある方にはもってこいの環境。数字がものを言うため、実力のある人は活躍できる環境。4半期で評価があるため交代は激しい。(中略)風通しも良いが、数字を出していなければ発言できるような雰囲気はない。ただ、1日で数字が出せる環境ではあるため、自分の1日の数字次第で優位な立ち位置にすることはできる。
出典: エン カイシャの評判(2026年8月現在)
向上心のある人には合う環境としつつ、四半期評価のため入れ替わりが激しいこと、数字を出していないと発言しづらい雰囲気にもふれた、2026年3月の投稿でした。前向きな評価と厳しさが同じ投稿に併記される形は、この会社の口コミによく見られます。成果で評価される環境を歓迎できるかどうかが、相性の分かれ目になるでしょう。
福利厚生・事業の将来性についての声
制度面の口コミには、支給されるものとされないものを具体的に挙げた投稿がありました。新卒入社の営業社員による2026年6月の投稿です。
住宅補助がなく、公共交通機関もしくは、自転車通勤を指定されている。持株会あり(中略)どの建物も新しく比較的綺麗。
出典: エン カイシャの評判(2026年8月現在)
住宅補助がなく、通勤手段が公共交通機関か自転車に指定されているという内容でした。募集要項には社宅制度とマイホーム購入サポートの記載があり、住まいに関する支援の形が一般的な住宅手当とは異なることがうかがえます。
事業の先行きについては、ビジネスモデルの独自性を挙げる声がありました。
他に同規模で同じビジネスモデルを運用している会社がないため、ある意味競合がいない。また、主力の戸建て事業以外にもマンション事業、法人事業、高所得層向けの海外不動産事業などもそれなりの規模であるため、基盤としてはかなりしっかりしている。
出典: エン転職 社員クチコミ(2026年8月現在)
同じ規模で同じモデルを運用する会社がないため競合がいない、戸建て以外にマンション・法人・海外不動産の事業があり基盤がしっかりしている、という新卒社員の見方でした。前の章で見た連結売上高1兆3,364億円や戸建関連事業3,660名という数字とも整合します。ただしこれは2021年の投稿で、その後の市況の変化までは織り込まれていない点は差し引いて読みましょう。
ここで紹介した口コミは、回答した社員・元社員の一部の声であり、投稿の時期・職種・部署によって受け止め方に差が出ます。とくに働き方の投稿は、勤怠管理の運用が変わってきた経緯が背景にあるため、投稿年をあわせて読むと実態をつかみやすくなるでしょう。良い声も気になる声も、そのまま会社全体の評価と決めつけないほうがよいでしょう。気になる点は公式の募集要項や有価証券報告書の開示とつき合わせ、会社説明会や面接で直接たしかめることをおすすめします。
株式会社オープンハウスの採用情報
オープンハウスの採用は、グループ共通の採用サイトで案内されています。新卒は前の章で見た5区分で、募集学科は全学部全学科、勤務地は東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・愛知・大阪・兵庫・福岡などの各営業拠点でした。選考フローは、マイページ登録、希望職種説明会への参加、複数回の面接、内々定という流れです(出典: オープンハウスグループ 新卒総合職採用 募集要項、2026年8月時点)。
応募先の法人には注意しておきたい点があります。同じ採用サイトでも、注文設計・分譲設計・施工管理を募る新卒の建設技術職は、運営会社が「株式会社オープンハウス・ディベロップメント」と明記されていました。オープンハウスとは別法人にあたるため、応募先の商号は募集要項ごとに確かめておきましょう(出典: オープンハウスグループ 新卒 建設技術職 募集要項、2026年7月時点)。
中途採用では、住宅営業(戸建・マンション販売)、土地仕入営業、米国不動産営業、収益不動産営業が案内されています。ただし公式の中途採用ページには給与や年間休日の記載がなく、1day選考会やWEB説明会への申し込みが入り口になっていました(出典: オープンハウスグループ キャリア採用、2026年7月時点)。
具体的な条件は、求人媒体の掲載内容のほうが詳しく確認できます。エン転職の「営業系総合職(未経験歓迎)」は月給33万円以上で26歳の年収例1,004万円、別の掲載では年収例1,100万円・最高年収2,000万円、「営業系総合職」の平均年収1,025万円と記載されていました。OpenWorkの求人一覧では、施工管理(木造戸建住宅)と戸建住宅の設計職が月収36万〜60万円、新築マンション営業が年収528万〜1,000万円などの条件で掲載されています(出典: エン転職 株式会社オープンハウス/OpenWork 株式会社オープンハウス 求人一覧、2026年7月時点)。
新卒の初任給は引き上げが公表されています。グループのプレスリリースによると、2027年卒の営業職の初任給は40万円へ引き上げられました(出典: PR TIMES・オープンハウスグループ)。求人票の条件は掲載時期で変わるため、募集職種・勤務地・給与の最新情報は、公式の採用ページと各求人媒体で応募前に確認することをおすすめします。
株式会社オープンハウスが向いている人・企業研究のポイント
公式情報と口コミを並べると、オープンハウスの輪郭がいくつか見えてきました。事業の中心は、東京・神奈川・埼玉・千葉から愛知・大阪・兵庫・福岡までの都市部で展開する新築戸建の分譲と売買仲介で、その周りにマンション開発・不動産投資・米国不動産が並ぶ構成です。評価は四半期ごとに回り、Sales職では年4回の昇給・昇格機会が制度として設けられています。成果が短い周期で給与や役割に返ってくる仕組みを歓迎できる人、20代のうちからマネジメントを経験したい人には、相性のよい環境だと考えられるでしょう。
一方で、相性を見極めておきたい点も口コミから見えてきます。営業職の拘束時間の長さにふれた投稿や、休みの融通が利きにくいとする投稿があり、決まった時間で働きたい人は、志望する職種の実態を個別に確かめておきたいところでしょう。OpenWorkの回答者集計でも月間平均残業時間は57.5時間、有給休暇消化率は29.5%と示されていました。数値の受け止め方は人によって違うため、説明会や面接で自分の希望と照らして質問しておくと判断しやすくなるはずです。
最後にもう一度、法人の区別を確認しておきましょう。この記事で扱った株式会社オープンハウス(東京都渋谷区)は、東証プライム市場に上場する株式会社オープンハウスグループ(東京都千代田区)とは別の法人です。グループにはこのほか、株式会社オープンハウス・ディベロップメント、株式会社オープンハウス・リアルエステート、株式会社オープンハウス・アーキテクトなどがあり、募集要項ごとに採用主体が異なる点にも注意しておきましょう。平均年収や口コミを比較するときは、どの法人の数字なのかを必ず確かめたうえで判断することをおすすめします。
よくある質問
Q. 株式会社オープンハウスは何の会社ですか?
A. 東京都渋谷区に本社を置き、新築戸建の分譲と不動産の売買仲介を主力とする不動産会社です。東証プライム市場に上場する株式会社オープンハウスグループの子会社にあたり、グループの戸建関連事業を担っています。公式サイトの会社概要には、不動産売買の代理・仲介、新築戸建分譲、マンション開発、不動産投資、不動産金融の各事業が掲げられていました。
Q. 株式会社オープンハウスと株式会社オープンハウスグループは同じ会社ですか?
A. 別の法人です。株式会社オープンハウス(法人番号4010001217084)は東京都渋谷区に本社を置く非上場の事業会社で、株式会社オープンハウスグループ(法人番号5011001028165)は東京都千代田区に本社を置く東証プライム市場の上場企業です。2022年1月に旧・株式会社オープンハウスが持株会社へ移行して「株式会社オープンハウスグループ」へ商号を変え、事業を承継した子会社が「株式会社オープンハウス」となりました。埼玉県行田市にも同名の別法人があるため、社名だけでの判断は避けましょう。
Q. 株式会社オープンハウスの年収はどのくらいですか?
A. 非上場のため会社が公表する平均年収は見当たりませんが、社員クチコミサイトOpenWorkの回答442名の集計では平均年収652万円(回答者の平均年齢27歳・レンジ300万〜1,500万円)と示されていました。職種別では不動産関連職666万円、営業職658万円、事務系443万円です。求人媒体では、営業職で26歳の年収例1,004万円、最高年収2,000万円といった記載も見られました。新卒の初任給は、総合職Salesが40万円(42時間相当分の固定残業手当を含む)と公表されています。
Q. 株式会社オープンハウスの評判・口コミはどうですか?
A. OpenWorkの総合評点は5点満点で3.76点(サイト内表示で上位2%)でした。成果が3か月ごとの昇給・昇格に反映される点、年収の水準、目標に向かう組織の一体感を評価する声がある一方、営業職の拘束時間の長さや休みの融通の利きにくさを挙げる声も見られます。同じ投稿の中で良い面と厳しい面が併記されているものが多く、どちらか一方だけを見て判断しないほうがよいでしょう。投稿の時期と職種を確かめながら読み、最終的には説明会や面接で確認することをおすすめします。

