株式会社ミライア(以下、ミライア)は、東京都中央区銀座に本社を置くM&Aコンサルティング会社です。設立は2025年7月1日、代表取締役CEOは波江田茂生氏。中小企業の売り手と買い手をつなぐ仲介を「成長戦略型M&Aコンサルティング」と名づけて手がけています。
社名で調べるときは、よく似た商号の別法人が複数ある点に注意してください。東京都練馬区の「MIRAIA株式会社」は業種が医療・福祉で、代表者も所在地も違います。同じ銀座に本社を置く「株式会社ミライへ」も別の会社でした。この記事で扱うのは、法人番号3010401191509・本社が東京都中央区銀座のミライア1社に限定しています。
以下では、公式サイト、国税庁の法人番号公表サイト、経済産業省のGビズインフォ、マイナビ転職に掲載されていた求人、M&Aプラットフォームが公開している成約事例をもとに、会社概要から採用条件までを整理しました。設立から1年ほどの会社について、何が公表されていて何が公表されていないのかも、あわせて示します。
株式会社ミライアの会社概要

| 正式商号 | 株式会社ミライア |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館5階 |
| 設立 | 2025年7月1日 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 波江田茂生 |
| 取締役 | 取締役COO 青柳将貴 |
| 資本金 | 600万円 |
| 従業員数 | 6人(厚生年金保険・健康保険の適用事業所の被保険者数) |
| 事業内容 | 成長戦略型M&Aコンサルティング(対応領域: IT・Web・人材・広告) |
| 法人番号 | 3010401191509 |
| 公式サイト | https://miraia7.jp/ |
出典: 株式会社ミライア 公式サイト 会社概要(2026年8月現在)
※法人番号3010401191509と本店所在地は国税庁 法人番号公表サイトで一致を確認しています。資本金600万円はマイナビ転職の企業情報、従業員数6人はGビズインフォ(経済産業省)が掲載する厚生年金保険・健康保険の被保険者数によります(いずれも2026年8月現在)。
設立は2025年7月1日で、法人番号が指定されたのは同年7月8日でした。2026年8月現在、設立から1年ほどが経ったところです。役員は代表取締役CEOの波江田茂生氏と取締役COOの青柳将貴氏の2名で、公式サイトの会社概要には、株主がこの2名であること、顧問税理士がSoNiC会計事務所、顧問弁護士が銀座暁法律事務所であることまで記載されていました。
住所について、企業研究の入口でつまずきやすい点がひとつあります。国税庁の法人番号公表サイトの変更履歴によると、本店は2026年1月16日に「東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル6F」から現在の銀座へ移転していました。ところがGビズインフォの事業所欄には移転前の新橋の住所が残っており、求人サービスのengageの企業ページも新橋のままです。データベースによって更新のタイミングが違うため、応募先や訪問先の住所は最新のものを確認してください。
資本金と従業員数は、公式サイトの会社概要には記載がありませんでした。資本金600万円はマイナビ転職の企業情報ページ、従業員数6人はGビズインフォが厚生年金保険・健康保険の適用事業所検索システムから取得している被保険者数です。設立から日が浅い会社なので、この人数は今後変わっていく可能性があります。
同名・類似名の会社についても、もう少し具体的に押さえておきましょう。東京都練馬区の「MIRAIA株式会社」は業種が医療・福祉、資本金400万円、代表者も別人で、口コミサイトにはこちらの会社のページが存在します。ほかにも「株式会社ミライへ」「株式会社ミライエ」「ミライアス株式会社」など、検索で混ざりやすい商号がいくつもありました。求人票や口コミを調べるときは、社名だけでなく所在地と法人番号まで合わせて確認してみてください。
株式会社ミライアの事業内容
公式サイトのキャッチコピーは「事業の掛け合わせが、未来を創造する成長戦略型M&Aパートナー」です。単に会社を売買するのではなく、販路・人材・技術のシナジーを最大化して自社の成長を加速させる、という位置づけでM&Aのアドバイザリーサービスを提供しています。対応領域として挙げられているのは、IT・Web・人材・広告の4分野でした(出典: 株式会社ミライア 公式サイト・2026年8月現在)。
なお、マイナビ転職の企業情報では事業内容が「M&Aコンサルティング、採用コンサルティング、ブランディングコンサルティング」の3領域と表記されていました。公式サイトの表記より粒度が細かいため、どこまでが現在の主力なのかは求人媒体だけでは判断できません。
買い手候補のデータベースと手数料
公式サイトの事業紹介ページには、サービスの前提になる数字が2つ示されています。データベースを活用した買手企業が200,000社、対応業種数が60業種という規模でした。売り手の企業に対して、業種をまたいで買い手候補を当てにいく形です。
報酬の設計も公開されています。完全成功報酬制で料率は5%、最低手数料は設けていないという内容で、株式価値1億円の案件なら請求額は500万円という例が示されていました。料率が一律で最低額の下限がないため、株式価値が小さい案件ほど請求額も小さくなる計算です(出典: 株式会社ミライア 公式サイト 事業内容・2026年8月現在)。
入口のサービスとして無料の企業価値診断も用意されていました。提供内容は、EBITDAマルチプルや類似事例の比較による概算企業価値レンジ、想定される買手企業の紹介、第三者目線での強み・弱みの整理、検討すべきかどうかの判断軸の共有という4点です。申し込むと翌営業日中に担当者から連絡が入る、と案内されています。
公開されている事例の読み方
公式サイトには案件の紹介記事が並んでいますが、ここは読み方に注意が必要な部分でした。事業紹介ページ本文には「企業が実際に抱える想定課題に対して…ケーススタディを通じてご紹介します」と書かれており、個別の記事にも「クライアント概要(架空・モデルケース)」と明記されています。つまり実績集ではなく、サービスの説明用に組まれたモデルケースです。
一方で、第三者の情報から確認できる成約案件も1件ありました。東証グロース上場の株式会社BTM(証券コード5247)が、株式会社クエスト・システム・デザインの全株式を取得価額1億3,200万円・取得予定日2025年10月31日で取得し、完全子会社化した案件です。譲渡された側のクエスト・システム・デザインは、2025年3月期で売上高2億2,100万円・営業利益1,310万円という規模の会社でした(取得価額・取得予定日・業績の出典: M&A Online・2026年8月現在)。
この案件でM&Aアドバイザーを務めたのがミライアの波江田氏である点は、M&Aプラットフォームのバトンズ(BATONZ)が公開している成約事例記事で確認できます(出典: バトンズ(BATONZ)成約事例・2026年8月現在)。上場企業の適時開示を伝えた記事の側にはアドバイザーの社名が出てこないので、誰が仲介したのかを確かめる材料はこちらの記事です。
また、公式サイトには中小企業庁の「中小M&Aガイドライン(第3版・令和6年8月)」の遵守宣言が掲示されています。これは仲介会社の情報開示や利益相反の扱いなどを定めたもので、遵守を宣言した事業者は宣言内容をサイトに掲示する形になっていました。
経営陣と在籍アドバイザー
従業員6人規模の会社なので、事業の中身は経営陣の経歴と近いところにあります。公式サイトの会社概要に載っている2人の経歴を見ておきましょう。
代表取締役CEOの波江田茂生氏は、マイナビで大手企業向けの採用コンサルティングに従事し、最速で課長へ昇進、年間MVPを受賞したと記載されています。その後、株式会社マイナビM&Aの立ち上げ責任者として、2年間で個人売上3億円・メンバー30名規模まで事業を拡大したという経歴でした。
取締役COOの青柳将貴氏は、立命館大学を卒業後、大和証券グループ本社に入社して企業オーナー向けのコンサルティングに従事。新人賞と複数の社長賞を受賞したのち、スタートアップ企業を経て参画したと書かれていました。公式サイトのアドバイザー紹介には、青柳氏のほかに佐田ゆかり氏、渡辺湧氏、滝本隼也氏、児玉翔太氏の名前が並んでいます(出典: 株式会社ミライア 公式サイト 会社概要・2026年8月現在)。
株式会社ミライアの働く環境・社風
働く環境を調べるうえで、まず前提をひとつ。2026年8月現在、公式サイトに採用ページはありません。グローバルナビ、フッター、sitemap.xmlのいずれにも採用に関するページが見当たらないため、ここで扱う条件はマイナビ転職に掲載されていた求人(現在は掲載終了)が主な材料です。
勤務時間・休日と勤務地
M&Aアドバイザー職の求人によると、勤務時間は9時から18時まで。残業は1日1〜2時間程度と記載されていました。休日は年間125日で、完全週休2日制(土日)に加えて祝日・夏季・年末年始・有給・特別休暇があり、有給消化率は8割以上が推奨されています。
勤務地は東京都中央区銀座3-4-1で、銀座一丁目駅から徒歩2分、銀座駅から徒歩4分、有楽町駅から徒歩5分という立地。転勤なしと明記されていました(出典: マイナビ転職 株式会社ミライア M&Aアドバイザー求人・掲載終了日2026年4月23日)。事務スタッフの求人でも勤務時間は9時から18時(10時から19時も可)、残業ほぼなし、年間休日125日・完全週休2日制という条件でした。
給与とインセンティブの設計
M&Aアドバイザー職の給与は月給35万円からで、これにインセンティブと諸手当が加わります。月給には固定残業代89,387円から(45時間分)が含まれ、超過分は別途支給、試用期間はなしという条件でした。求人票の金額を他社と見比べるときは、この45時間という時間数を前提に置いて比較してください。
インセンティブの仕組みも具体的に書かれています。入社時は売上の10%、3件成約した後は売上の20%が基本給に上乗せされ、支給は7月と1月の年2回。モデル年収として示されていたのは、入社1年目500万円から、25歳・経験1年で年収1,000万円、27歳・経験2年で年収1,500万円という例でした。これとは別の欄に、初年度年収のレンジが420万円から2,000万円(歩合給・インセンティブを含まず)と記載されています。
この2組の数字は、そのままでは噛み合いません。レンジの下限420万円は、月給35万円を12か月分に換算した額と一致します。賞与も歩合も乗らない場合の額と読めますが、モデル年収の1年目は500万円からとされていて、下限どうしで80万円ずれていました。上限の2,000万円のほうも、歩合給・インセンティブを含まないという注記が付いたまま、モデル年収の最高額1,500万円を上回っています。同じ求人票の中に前提の違う数字が並んでいる形なので、それぞれの金額に何が含まれているのかは、選考の場で確かめる項目になるでしょう。
下限と上限で5倍近い開きがあること自体は、成果連動の比重が大きい仕事だと読み取れる部分です。事務スタッフ職は月給30万円に賞与年1回と諸手当が付き、初年度年収400万円から600万円という条件でした。
教育の進め方と組織の顔ぶれ
入社後の流れについては、座学研修・OJT・ロープレという3つの手段が挙げられています。半年程度で1案件のクロージングを目標にし、その後2年程度かけて独り立ちする、という設計でした。配属先は「平均年齢27歳の成長志向のメンバー」と書かれ、証券営業の経験者や不動産営業出身の業界未経験者が活躍しているとされています。
会社の特徴として求人票に並んでいたのは、平均年齢20代、中途入社5割以上、未経験入社5割以上、UIターン社員率30%以上、育児中の社員在籍中という項目でした。被保険者数6人という規模を踏まえると、これらの割合は人数にすると数名単位の話です。少人数の組織では一人が担当する範囲が広くなりやすいので、どこまでを自分で回すことになるのかは、選考の場で具体的に確かめておきましょう。
株式会社ミライアの評判・口コミ
ここでは、社員口コミサイトに何が載っていて何が載っていないのか、そして代わりにどんな声が公開されているのかを順に見ていきます。先に結論を書くと、社員・元社員による独立した口コミは2026年8月現在1件も確認できませんでした。文章として読める声は、ミライアが仲介したM&Aの当事者が実名で語ったインタビューに限られます。
社員口コミの状況を具体的に示します。転職会議には企業ページが存在しますが「まだ投稿はありません」の表示で、投稿数は0件でした。エン カイシャの評判、OpenWork、就活会議、Yahoo!しごとカタログには、そもそも「株式会社ミライア」の企業ページ自体がありません。note・個人ブログ・X(旧Twitter)も調べましたが、社員・元社員・選考体験者本人が書いたと確認できる投稿は見つかっていません。Indeedの企業ページにある給与情報は、掲載求人から算出した推計値で、従業員の投稿ではありませんでした。
設立が2025年7月、社会保険の被保険者数が6人という規模を考えれば、投稿の母数がまだできていないのは自然でしょう。ここで注意したいのが、冒頭で触れた同名の会社です。口コミサイトで「ミライア」を検索すると、練馬区のMIRAIA株式会社など別法人のページがヒットします。銀座のミライアの評価として読むと、まったく別の会社の話を読むことになりかねません。
もうひとつ、検索したときに目に入る記事の性格も押さえておきましょう。社名に「評判」「口コミ」を付けて検索すると、企業紹介の体裁をとった記事がいくつか出てきます。たとえばジョブアピの記事には「当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています」という注記が付いていました。カイシャのナカミの記事は、冒頭に「現役社員へのヒアリング内容をもとに」編集部が解説すると書かれた形式です(いずれも2026年8月現在)。投稿型の口コミサイトとは成り立ちが違うので、社員の匿名投稿として読まないよう気をつけてください。
では、実際に読める声は何か。M&Aプラットフォームのバトンズ(BATONZ)が成約事例として公開している記事に、前述したBTMによるクエスト・システム・デザインの買収案件のインタビューが2本あります。まず、バトンズの編集部が案件の構図をこう記述していました。
また、クエスト・システム・デザインは社長とオーナーが異なる体制で事業を運営されていたため、双方と信頼関係を築きつつ、擦り合わせをしていく必要がありました。今回のM&Aでは株式会社ミライアの波江田様が仲介に入り、コミュニケーションの調整役としての役割を担いました。
出典: バトンズ(BATONZ)成約事例(2025年12月17日公開・2026年8月現在)
社長とオーナーが別々にいる会社が対象だったため、両者との調整が必要だった、という案件の性格が説明されています。仲介会社が担った仕事の中身は、条件交渉よりも関係者間の橋渡しに重心があったと読めるでしょう。
次に、譲渡した側であるクエスト・システム・デザインの阿部一志氏(現取締役会長)が、依頼した理由を語った部分です。
波江田さんには、一度目のM&Aのときもサポートをお願いしました。すでに信頼関係ができているので、私の思いをしっかり汲み取ったうえで譲渡先を探してくれると信じていました。実際に提案いただいた企業は、いずれも本気度を感じる会社ばかりで、その中からBTMとのご縁をいただけたことに、本当に感謝しています。
出典: バトンズ(BATONZ)成約事例(2025年12月17日公開・2026年8月現在)
読み取れるのは、同じ経営者から二度目の依頼を受けている点と、提案された買い手候補の顔ぶれについての評価です。M&Aは一人の経営者が何度も経験する取引ではないため、再依頼という事実は関係の続き方を示す材料になるでしょう。ただしこれは成約に至った1件の案件についての、依頼した側1人の発言でした。社内の働き方についての評価ではない点は分けて読む必要があります。
買い手であるBTMの代表取締役社長兼CEO・田口雅教氏は、この仲介にかかった費用にも触れていました。
M&Aアドバイザーの波江田さんにしっかりサポートしていただき、スムーズに交渉を進めることができました。仲介会社が入ることで一定のコストは発生しますが、コミュニケーションの橋渡し役として多方面の調整を担ってくださるので、適正な対価だと感じています。
出典: バトンズ(BATONZ)成約事例(2025年12月17日公開・2026年8月現在)
手数料の水準はM&A仲介で論点になりやすいところなので、コストが発生する事実を認めたうえで見合いを語っている点は、判断材料のひとつです。完全成功報酬5%という料率が、実際に払った側からどう見えたのかが分かる部分でもあるでしょう。
ここまでの3件が、文章として読める形で公開されている声のすべてです。3件はいずれも同じ1件の案件の関係者で、しかも掲載元は成約した事例を紹介する記事でした。途中で止まった案件や、条件が折り合わなかった案件の声は、この形式では構造的に入ってきません。肯定的な内容が並んでいるのは評価が高いからなのか、それとも読める材料がこれしかないからなのか、現時点の公開情報では切り分けられません。不満や批判が存在しないという意味ではなく、賛否どちらについても確かめられる材料が出ていない、と受け取っておいてください。
この記事で引用したのは、いずれも同じ1件のM&A案件に関わった人の発言です。社員・元社員の投稿は無料で読める範囲に見当たらず、給与の実額、残業の実態、評価の運用、退職の状況は、投稿からは確認できない状態でした。裏返せば、この会社の働く環境については、良い評価も悪い評価も、判断できるだけの材料がまだ出そろっていません。求人票に書かれた条件を出発点に、面接で直接確かめる比重が大きくなる会社だと考えておいてください。
株式会社ミライアの採用情報
前述のとおり、2026年8月現在、公式サイトに採用ページはありません。求人媒体に掲載されていた2件も、いずれも掲載期間が終了していました。M&Aアドバイザー職は2026年4月23日、事務スタッフ職は2025年11月3日が掲載終了日です。
M&Aアドバイザー職の応募条件は、学歴不問・職種未経験可としたうえで「29歳以下(若年層の長期キャリア形成のため)」という年齢の条件が付いていました。選考は書類選考のあと面接1〜2回(1次はオンライン想定)を経て内定という流れで、応募から内定までの期間は1か月以内とされています。事務スタッフ職の応募条件は30歳以下、職種業界未経験可、学歴不問でした。
このほか、求人サービスのengageにも企業ページが残っています。ただし最終更新は2025年9月9日で、所在地は移転前の新橋の表記のままでした。
2026年8月現在、募集を行っているかどうかを公式サイトで確かめられる状態ではありません。応募を検討するなら、公式サイトの問い合わせ窓口や無料相談の連絡先から直接たずねる方法があります。掲載終了した求人の条件が今も同じとは限らないため、給与とインセンティブの条件は改めて確認してください。
株式会社ミライアが向いている人・企業研究のポイント
公開情報を重ねると、ミライアは設立から1年ほど、社会保険の被保険者6人という規模で、中小企業のM&A仲介を手がける会社だと整理できます。表に出ているサービスは、買い手候補200,000社・60業種というデータベース、完全成功報酬5%・最低手数料なしという料金設定、無料の企業価値診断の3つ。経営陣は人材業界のM&A事業立ち上げと証券会社の出身で、扱う領域もIT・Web・人材・広告に寄っています。
合いやすいのは、成果が報酬に跳ね返る営業の仕事に関心があり、少人数の組織で担当範囲が広くなることを機会と受け取れる人でしょう。求人票には証券営業の経験者や不動産営業出身の未経験者が在籍していると書かれており、業界経験より営業の型を持っているかどうかが重視されていた様子がうかがえます。半年で1件のクロージング、2年で独り立ちという時間軸も公表されていました。
一方で、公表されていない情報が多いことも押さえておく必要があります。離職率、平均勤続年数、平均年収の実績値、賞与や昇給の基準は、いずれも公開情報から確認できませんでした。設立から1年の会社なので、実績値がまだ存在しない項目もあるはずです。公式サイトの案件紹介がモデルケースであることも、事業の実績と読み違えないよう気をつけたいところ。実際の成約を確認したいなら、上場企業の適時開示やM&A専門メディアの報道といった第三者の情報にあたる方法があります。
選考に進むなら、次の3点を直接聞いてみてください。①現在募集している職種と条件(求人媒体の掲載が終了しているため、条件が変わっている可能性があります)。②月給に含まれる45時間分の固定残業代に対して、実際の残業がどの程度か。③モデル年収と初年度年収レンジで前提の違う数字が並んでいたので、それぞれの金額に賞与や歩合が入っているのかどうか。あわせて、インセンティブの計算方法と支給の実績、独り立ちまでの2年間で給与がどう推移するのかも聞いておきたいところ。役員2名を含む6人という規模の会社では、こうした質問を決定権のある人に直接相談できます。口コミの母数が無いぶん、自分の目と耳で確かめる比重が大きくなると考えておきましょう。
よくある質問
Q. 株式会社ミライアは何の会社ですか?
A. 東京都中央区銀座に本社を置くM&Aコンサルティング会社です。2025年7月1日設立、代表取締役CEOは波江田茂生氏、取締役COOは青柳将貴氏。中小企業のM&A仲介を「成長戦略型M&Aコンサルティング」と名づけて手がけ、対応領域はIT・Web・人材・広告の4分野と公表されています。買い手候補200,000社のデータベース、完全成功報酬5%・最低手数料なしという料金設定、無料の企業価値診断が主なサービス内容でした。
Q. 株式会社ミライアの評判・口コミはどうですか?
A. 2026年8月現在、社員・元社員による口コミは無料で読める範囲に1件も見つかっていません。転職会議には企業ページがあるものの投稿は0件で、エン カイシャの評判やOpenWorkなどには企業ページ自体がありませんでした。代わりに公開されているのが、同社が仲介したM&Aの当事者インタビューです。譲渡した側の経営者は二度目の依頼だったことと提案された買い手候補を評価し、譲り受けた側の代表は仲介手数料について「適正な対価だと感じています」と述べていました。ただし読めるのは同じ1件の案件に関わった3人の発言だけです。働く環境や条件面についての評価は、賛否どちらも公開情報からは確認できません。良い評判も悪い評判も、判断材料がまだ乏しい状態だと考えてください。
Q. 株式会社ミライアは採用を行っていますか?
A. 2026年8月現在、公式サイトに採用ページはなく、マイナビ転職に掲載されていた2件の求人も掲載を終了しています(M&Aアドバイザー職は2026年4月23日、事務スタッフ職は2025年11月3日)。掲載時のM&Aアドバイザー職の条件は、月給35万円から(固定残業代89,387円から・45時間分を含む)、年間休日125日、完全週休2日制(土日)、応募資格は29歳以下・学歴不問・職種未経験可というものでした。現在の募集状況は、公式サイトの問い合わせ窓口で確認してください。
Q. 「MIRAIA株式会社」とは同じ会社ですか?
A. 別の会社です。この記事で扱っている株式会社ミライアは、東京都中央区銀座3-4-1に本社を置くM&Aコンサルティング会社で、法人番号は3010401191509、代表取締役CEOは波江田茂生氏。一方、口コミサイトでヒットする「MIRAIA株式会社」は東京都練馬区旭町に所在し、業種は医療・福祉、資本金400万円で代表者も別人でした。ほかにも「株式会社ミライへ」「株式会社ミライエ」「ミライアス株式会社」など紛らわしい商号があります。口コミや求人を調べるときは、所在地と法人番号まで照らし合わせてみてください。

