株式会社VISIONARY JAPAN(以下、VISIONARY JAPAN)は、東京都千代田区に本社を置くITエンジニアリング企業です。エンジニアが顧客先に常駐してシステム開発などを担うSES(システムエンジニアリングサービス)を主軸に、近年はAI関連の事業も広げてきました。社名で検索すると「年収」「求人」「採用」といった条件面のキーワードが多く見られ、応募を具体的に考えている人ほど、募集職種や給与・働き方の中身を知りたいのではないでしょうか。
この記事では、VISIONARY JAPANの公式採用サイトに掲載されている募集要項(2026年7月時点の表示内容)をもとに、募集職種・年収や給与のデータ・勤務条件・選考の流れを整理しました。求人票で公開されている数字を中心にまとめているため、応募前の条件確認や他社との比較にそのまま活用できるでしょう。なお、会社の事業内容や働く環境の全体像は「株式会社VISIONARY JAPANはどんな会社?評判・採用情報を調査」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
株式会社VISIONARY JAPANの求人・採用の全体像

VISIONARY JAPANの採用は中途採用が中心で、あわせて新卒採用も行っています。応募の窓口は公式採用サイトのエントリーフォームに一本化されており、「応募」「カジュアル面談」「採用に関するご質問」から目的を選んで問い合わせる形です。通年で採用活動を行っているため、決まった募集時期を待たずに応募できる点は覚えておきたいところでしょう(出典: VISIONARY JAPAN 公式採用サイト 募集要項、2026年7月時点)。
募集は全部で7つの職種にわかれています。エンジニア系(AI開発・開発・インフラ)は全国どこでも働けるフルリモートまたはプロジェクト先での勤務、営業・人事・採用広報・バックオフィス・新卒総合職は本社勤務で転勤なし、という構成です。マイナビ転職やdoda、type.jpといった求人媒体にも同社の求人は掲載されていますが、給与や勤務条件の一次情報は公式採用サイトの募集要項で確認しておくと確実でしょう。
募集職種と仕事内容
VISIONARY JAPANの募集職種は、大きく「エンジニア系」と、本社勤務の「ビジネス系」に分かれます。求人票に掲載されている7職種の内容を、順に見ていきましょう。
エンジニア系(AI開発・開発・インフラエンジニア)
エンジニア職の仕事は、案件を自分で選べる「案件選択制」が土台になっています。案件を紹介するのは、全員が元トップセールス出身という営業組織です。希望するスキル・収入・働き方を細かくヒアリングしたうえで、顧客基盤5,000社・常時30,000件以上の案件から参画先を提案する流れになっているとのこと。実際の案件例として並ぶのは、生成AIを使ったエージェント開発(Python・TypeScriptなど)やAWSによるインフラ基盤の構築、大手向けのシステム開発などです。AI開発・開発・インフラの3区分があり、インフラエンジニアは運用・監視の経験だけでも応募できると案内されています(出典: VISIONARY JAPAN 公式採用サイト 募集要項、2026年7月時点)。
ビジネス系(営業・人事・採用広報・バックオフィス・総合職)
本社勤務のビジネス系は、4つの職種にわかれています。営業(人材コーディネーター)が担うのは、クライアントとの打ち合わせやエンジニアとのキャリア面談、案件とエンジニアのマッチング、参画後のフォローなど。人事・採用広報は採用戦略の立案から求人広告の制作・SNS運用まで、バックオフィスは総務・労務・経理・法務・庶務を担当します。新卒で応募する場合は「総合職」を選び、営業・人事・採用広報・バックオフィスのいずれかに配属される形になっているとのこと。いずれもIT業界の未経験者を歓迎する記載があり、入社後は経営陣がメンターとして約3カ月かけて育てると案内されていました。
年収・給与のデータ
ここからは、求人票に公開されている給与のデータを整理します。まず前提として、VISIONARY JAPANの給与は「単価連動型」と説明されている点を押さえておきましょう。エンジニアが顧客先で働いて得た契約単価のうち、会社の取り分(利益)を最大10万円に固定し、残りを本人へ還元するという考え方です。この還元率を80〜95%と公開しているのが、同社の給与まわりの最大の特徴といえるでしょう(出典: VISIONARY JAPAN 公式採用サイト 募集要項、2026年7月時点)。
エンジニア職の給与
エンジニア職(AI開発・開発・インフラ共通)の想定給与は、月給42万円〜140万円+各種手当とされています。会社が公表するエンジニアの平均年収は640万円で、入社した全員が年収アップし、その幅は平均で約180万円と案内されていました。月給には固定残業代(30時間分・93,750円〜304,688円)が含まれ、超過分は別途支給と明記されています。昇給は年12回のタイミングがあり、契約単価が上がればその分が翌月の給与に反映される「単価UP即給与反映制度」も設けられているとのこと。
求人票では、案件単価と想定年収の対応もモデルとして公開されています。具体的には、案件単価60万円で年収約520万円、単価80万円で約730万円、単価100万円で約930万円という目安です。あわせて、社員の年収アップ例として「570万円/25歳/Java(+170万円UP)」「830万円/34歳/Java(+210万円UP)」といった個別事例も職種ごとに掲載されていました。ただし、これらはいずれも会社が採用広報として公表している数値であり、第三者による検証値ではない点は割り引いて見ておく必要があるでしょう。実際に自分がどの単価の案件に入れるかで手取りは変わるため、モデル年収は「上限に近い理想例」として読むのが安全でしょう。
ビジネス系職種の給与
営業・人事・採用広報・バックオフィス・総合職(新卒)の想定給与は、月給30万円〜125万円+各種手当とされています。月給には固定残業代(45時間分・85,430円〜)が含まれ、超過分は別途支給という記載です。先輩の年収例として、中途は「710万円/29歳/入社3年目」「480万円/25歳/入社1年目」、新卒(総合職)は「630万円/25歳/入社3年目」「450万円/23歳/入社1年目」などが公開されていました。昇給は活躍に応じて随時とされ、エンジニア職のような単価連動の記載はありません。
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働き方・勤務条件
次に、休日や勤務時間など、制度として数字で確認できる勤務条件を整理します。ここはエンジニア職とビジネス系で条件が分かれるため、分けて見ておくとよいでしょう。
エンジニア職は、勤務時間9:00〜18:00(実働8時間・休憩1時間)で、残業は月平均5.7時間と公表されています。年間休日は131日、有給取得率は95.2%、リモートワークの実施率は93%以上とされ、勤務地はフルリモートまたは全国のプロジェクト先です(本社のほか横浜・大阪・名古屋・福岡の全国5拠点)。ただし、これらは会社全体の平均値であり、残業時間やリモートの可否は参画する案件によって変わりやすい点には注意が必要でしょう。トップページのよくある質問でも、リモートは93%が併用・50%以上がフルリモートと案内されており、案件しだいで出社頻度が変わることが読み取れます。
ビジネス系(営業・人事・採用広報・バックオフィス・総合職)は本社勤務で、勤務時間は9:30〜19:00(実働8時間・休憩1.5時間)、年間休日は125日。有給取得率95.2%はエンジニア職と共通で、産休・育休を活用中の社員も在籍していると記載されています。福利厚生は職種によって幅がありますが、交通費全額支給・退職金制度・企業型確定拠出年金・引越し支援(仲介手数料50%以上OFF)・ベビーシッター利用補助などが並びます。副業は事前申請・許可なしで可能、日報や帰社日をなくした「帰社日ゼロ制度」など、自由度を打ち出した制度も見られました。残業や休日は「会社の平均値」であり、実際の働き方は案件しだいで変わるという前提で読むのが、この会社の勤務条件を正しくつかむコツです。
選考フロー・面接の傾向
VISIONARY JAPANの選考は、求人票で公開されている範囲ではシンプルな流れです。エンジニア職では「選考は役員とWeb面談1回のみ」と明記されており、書類選考から内定までの回数が少ないのが特徴といえるでしょう。応募はいきなりの本選考だけでなく、まず「カジュアル面談」から始めることもできる設計になっています。
- 公式採用サイトのエントリーフォームから「応募」または「カジュアル面談」を選んで問い合わせる
- 希望職種・きっかけなどを記入し、履歴書・職務経歴書があれば添付して送信する
- 役員とのWeb面談(エンジニア職は1回のみと明記)を経て、選考が進む
応募資格は、エンジニア職の場合「ITエンジニアの実務経験1年以上(言語・業界・ジャンル、学歴職歴は不問)」とされ、インフラエンジニアは運用・監視の経験だけでも応募できると案内されていました。会社は定着率98%・中途入社率100%を掲げていますが、これらは会社の公表値で、外部機関による検証は確認できません。面接の雰囲気や質問内容については、投稿者や時期・案件によって受け止めに差が出るため、この記事では断定を避けます。実際の選考の流れや評価のポイントは、カジュアル面談の場で直接たしかめておくのがおすすめです(出典: VISIONARY JAPAN 公式採用サイト 募集要項、2026年7月時点)。
株式会社VISIONARY JAPANの求人を検討するときのチェックポイント
最後に、VISIONARY JAPANの求人票を読むときに確認しておきたいポイントを整理します。単価連動という給与の仕組み上、求人票の「見え方」と入社後の実像がずれやすいため、次の点を自分の条件に当てはめて確認しておくとよいでしょう。
- 月給レンジは「固定残業代込み」で見る…エンジニア職の月給42万〜140万円には30時間分、ビジネス系の30万〜125万円には45時間分の固定残業代が含まれます。基本給部分がいくらかは、面談で確認しておくと安心です。
- 平均年収640万円・還元率は「会社公表値」…第三者の検証値ではありません。自分が入れそうな案件単価をもとに、公表モデル(単価60万円で年収約520万円など)で手取りを試算しておきましょう。
- 残業5.7時間・リモート93%は「案件しだい」で変わる…会社全体の平均値のため、希望する働き方が案件で実現できるかを、営業や面談で具体的に確認してください。
- 賞与(ボーナス)の扱いを確認する…求人票では月給+各種手当+固定残業代の構成が示されており、賞与の金額や有無は明記されていません。前職と比較する際は、年収ベースで確認しておくのが確実です。
- 複数の求人媒体で最新の要項を照らし合わせる…掲載時期によって月給や平均年収の表記が更新されるため、公式採用サイトの最新版を基準にしましょう。
もう一点、企業研究で取り違えやすいのが社名です。この記事で扱う株式会社VISIONARY JAPAN(東京都千代田区・2022年設立・SES/AI事業)と、社名のよく似た株式会社ヴィジョナリー・ジャパン(1999年設立・顧客満足〈CS〉向上の研修やコンサルティングを手がける会社)は、まったく別の法人です。求人サイトや口コミを調べるときは、公式ドメイン(visionary-jp.com)や事業内容で見分けるようにしてください。
よくある質問
Q. VISIONARY JAPANの年収はどのくらいですか?
A. 会社が公表するエンジニアの平均年収は640万円で、月給は42万円〜140万円(各種手当・固定残業代を含む)とされています。給与は契約単価に連動する仕組みで、求人票では単価60万円で年収約520万円、単価100万円で約930万円といったモデルが公開されています。営業・バックオフィス系などのビジネス職は月給30万円〜125万円で、いずれも会社公表値のため、自分の経験でどの程度の案件・単価になりそうかとあわせて確認しておくとよいでしょう。
Q. 新卒採用は行っていますか?
A. 行っています。中途採用が中心ですが、新卒は「総合職」として通年で募集されており、営業・人事・採用広報・バックオフィスのいずれかに配属される形です。新卒の先輩年収例として、630万円/25歳/入社3年目、450万円/23歳/入社1年目などが求人票に掲載されていました。応募は公式採用サイトのエントリーフォームから行います。
Q. 選考は何回ありますか?
A. エンジニア職は「選考は役員とWeb面談1回のみ」と求人票に明記されています。まずカジュアル面談から始めることもでき、通年で応募を受け付けているのが特徴です。ビジネス系の面接回数は求人票の表示からは確定できないため、応募時に選考の流れを確認しておくと安心でしょう。
Q. 勤務地やリモートワークはどうなっていますか?
A. エンジニア職はフルリモートまたは全国のプロジェクト先勤務で、リモート実施率は93%以上(50%以上がフルリモート)と公表されています。本社のほか横浜・大阪・名古屋・福岡の全国5拠点があり、転勤はありません。営業・バックオフィスなどのビジネス系は本社(東京都千代田区岩本町)勤務です。ただし、リモートの可否や出社頻度は参画する案件によって変わりやすいため、希望がある場合は面談で確認しておきましょう。
VISIONARY JAPANの事業内容や働く環境、社員の口コミの傾向は、1本目の記事で詳しく整理しています。あわせて読むと、会社の全体像と求人条件の両面から企業研究を進められます。

