株式会社ニッテイホールディングス(以下、ニッテイホールディングス)は、東京都品川区に本社を置く不動産会社です。自社ブランドの投資用マンションを企画・開発し、販売から賃貸管理までを手がけています。登記上の設立は2012年1月、代表取締役は入澤智文氏、資本金は1,000万円と公表されていました(2026年8月現在)。社名で検索すると「ニッテイ」を含む別法人のページも混ざるため、この記事は法人番号2013301031702・本社が東京都品川区西五反田の1社に絞って整理しています。
この会社を調べ始めると、数字の食い違いにも出くわします。公式サイトの沿革は2012年の設立から始まるのに、採用チャネルのengageには「53年にわたり」という表現がありました。本社の住所も、参照するサイトによって新宿と品川に分かれています。どちらが現在の情報で、なぜ違うのかは記事の前半で整理しました。
以下では、公式サイトの会社概要、採用チャネルであるengageの求人情報、国税庁の法人番号公表サイト、社員クチコミサイトの公開部分をもとに、事業の中身から給与体系、選考の流れまでをまとめています。社員や元社員のクチコミは、給与から選考まで6つの切り口で実際の投稿を引用しています。
株式会社ニッテイホールディングスの会社概要

| 正式商号 | 株式会社ニッテイホールディングス |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田7丁目22-17 TOCビル6階 |
| 設立 | 2012年1月 |
| 代表者 | 代表取締役 入澤 智文 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員数 | 公式サイトでの公表なし(企業データベース上の表示は33人または40名・2026年8月現在) |
| 事業内容 | マンションの取得・売買・交換及び賃貸借の代理及び仲介斡旋業務/不動産の賃貸/保険の代理業 |
| 宅地建物取引業免許 | 東京都知事(3)第94192号 |
| 加盟団体 | 公益社団法人東京都宅地建物取引業会会員/公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会会員/一般社団法人東京都不動産協同組合会員 |
| 取引金融機関 | SBJ銀行/オリックス銀行/きらぼし銀行/みずほ銀行/三菱UFJ銀行/UI銀行/楽天銀行/りそな銀行(五十音順) |
| 法人番号 | 2013301031702 |
| 公式サイト | http://www.nittei-hd.co.jp/ |
出典: 株式会社ニッテイホールディングス 公式サイト 企業情報(2026年8月現在)
※法人番号2013301031702と本店所在地は、国税庁法人番号公表サイトの登録内容とも一致を確認しています(2026年8月現在)。
設立は2012年1月で、2026年8月時点で満14年が経ちました。公式サイトに掲載されている沿革は3行だけです。2012年1月に会社を設立し、同年9月に本社を新宿区新宿へ移転、2026年5月に品川区西五反田へ移転しています。最後の移転は、国税庁法人番号公表サイトの変更履歴にある令和8年5月25日付の本店移転と日付が一致しました。
企業研究でつまずきやすいのが、この移転のタイミングでした。移転から3か月ほどしか経っていないため、外部サイトには旧住所(東京都新宿区新宿6-28-7)のまま残っている表示があります。実際、OpenWorkの企業情報欄は新宿の住所、Yahoo!しごとカタログは品川の住所と分かれていました。現在の本社は品川区西五反田で、engageの求人票に記載された勤務地も同じ住所です。
「53年」という表記と設立年の関係
もうひとつの食い違いが、社歴の長さでした。engageの企業ページには「私たちは、資産運用型マンションに関するコンサルティングを53年にわたり提供しています。」と書かれ、社内イベントの紹介にも「50周年記念パーティー」への言及があります(出典: engage 株式会社ニッテイホールディングス・2026年8月現在)。一方、登記上の法人設立は2012年1月で、公式サイトの沿革もそこから始まっていました。
グループとしての事業の起源をどこに置くかで年数が変わっているとみられますが、その起点を説明した記述は公式サイトに見当たりません。会社の歴史を確認したい場合は、法人の設立年とグループの歩みを分けて質問すると誤解が起きにくくなります。
従業員数も公式サイトでは公表されていませんでした。企業データベース上の表示は、Yahoo!しごとカタログが33人、エン カイシャの評判が40名と分かれています(2026年8月現在)。数値の出どころが異なるため、どちらかを確定値として扱うのは避けたほうがよいでしょう。
株式会社ニッテイホールディングスの事業内容
公式サイトの企業情報に記載された事業内容は、「マンションの取得・売買・交換及び賃貸借の代理及び仲介斡旋業務」「不動産の賃貸」「保険の代理業」の3つです(出典: 株式会社ニッテイホールディングス 公式サイト・2026年8月現在)。マンションの売買仲介だけでなく、賃貸と保険の代理業が並んでいる点に特徴がありました。
3つの事業のつながり
採用ページでは、事業をコンサルティング営業・流通事業・賃貸事業の3区分で説明していました。コンサルティング営業は「資産運用や節税対策、老後の備えなど、お客様の悩みに寄り添い、不動産を通じて解決策をご提案します。」、流通事業は自社が企画・開発したマンションの売却や仲介、賃貸事業は「自社管理物件を中心に、入居者募集から審査、契約手続き、賃貸管理、退去対応までワンストップで行っています。」と書かれています(出典: engage・2026年8月現在)。
ひとつの物件を企画・開発して販売し、その後の賃貸管理まで自社で受け持つ流れです。就職先として見ると、売って終わりではなく契約後のフォローまで担当範囲に入ることを意味しました。
自社ブランドのマンション
engageの企業ページには、自社のブランドマンションとしてセリュークスシリーズ、ビバリーホームズシリーズ、パレ・ホームズシリーズの3つが並んでいます。物件例として挙げられていたのは、セリュークス成増、セリュークス東向島、セリュークス品川東大井、ビバリーホームズ吉祥寺南の4件で、「東京・横浜で選ばれる、信頼のブランドマンション」という説明が添えられていました(出典: engage 株式会社ニッテイホールディングス・2026年8月現在)。首都圏に絞った展開であることが、物件名からも読み取れます。
顧客と取引先の顔ぶれ
求人票には「法人のお客様がほとんど!」「飛び込みで営業…等はありません!」と明記されている一方、購入者像は「OL、公務員の方々が、老後の年金対策や生命保険を目的として購入されます。」と説明されていました。法人と個人のどちらが商談の相手の中心になるのかは、求人票からは読み取れません(出典: engage 求人情報・2026年7月2日最終更新)。
公式サイトの企業情報には、主要取引先として北野建設、高村デザイン事務所、東急コミュニティ、日神管財、日神不動産、日本管財住宅管理、日本ハウズイング、ハイネス管理、ピタットハウスネットワークの9社が五十音順で挙げられています。マンション管理会社や仲介ネットワークが並んでおり、開発から管理までを外部と組みながら回している構図がうかがえました。取引金融機関も8行が公表されています。
株式会社ニッテイホールディングスの働く環境・社風
働く環境については、engageに掲載された27卒向けの求人票と企業ページに、給与の内訳から休日・福利厚生まで具体的に書かれていました。ここでは確認できた条件を項目ごとに整理します。
給与と評価の仕組み
募集中の不動産営業職の給与は、月給300,000円以上(想定年収3,600,000円〜)と公表されています。この金額にはみなし残業代83,000円(42時間分)が含まれ、超過分は全額支給と注記されていました(出典: engage 求人情報・2026年7月2日最終更新)。賞与は年2回、昇給は年4回で、昇給欄には「成果主義、成績に応じて昇給・降給あり」と明記されています。
勤務時間と休日
勤務時間は10時30分から20時まで、実働7時間30分で、休憩は2時間と書かれていました。年間休日は110日で、週休2日制に夏季休暇・年末年始休暇・GW休暇が加わります。始業が遅い分だけ退勤も遅い時間帯に寄るため、生活リズムを考えるうえで確認しておきたいところです。
福利厚生と社内制度
社宅制度は、月25,000円で自社のマンションに入居できる仕組みです(審査あり)。ほかに資格取得支援制度、社用iPhoneの支給、社会保険完備、交通費全額支給(規定あり)が挙げられていました。研修は新人研修・年次別研修・営業研修を毎月開催し、専門講師が指導する形と書かれています(出典: engage・2026年8月現在)。
社員旅行やゴルフコンペ、毎月の誕生日会といった社内イベントの紹介も目立ちました(出典: engage 求人情報・2026年7月2日最終更新、engage 企業ページ・2026年8月現在)。イベントの多さを楽しめるかどうかは人によって分かれるため、雰囲気は説明会で確かめておくとよいでしょう。
クチコミサイトに出ている集計スコア
社員クチコミサイトのOpenWorkには、9人の回答をもとにした集計スコアが公開されています。会社評価スコアは5点満点で2.93、項目別の数値は次のとおりでした。
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 待遇面の満足度 | 2.6 |
| 社員の士気 | 3.6 |
| 風通しの良さ | 2.5 |
| 社員の相互尊重 | 2.5 |
| 20代成長環境 | 3.5 |
| 人材の長期育成 | 2.4 |
| 法令順守意識 | 2.5 |
| 人事評価の適正感 | 3.7 |
出典: OpenWork(回答者9人・2026年8月現在)
高めに出ているのは人事評価の適正感(3.7)、社員の士気(3.6)、20代成長環境(3.5)でした。低めなのは人材の長期育成(2.4)、風通しの良さ(2.5)、社員の相互尊重(2.5)です。成果が評価に反映される感覚は持たれている一方、長期の育成や職場のコミュニケーションについては評価が伸びていない、という分かれ方が読み取れました。
株式会社ニッテイホールディングスの評判・口コミ
社員や元社員のクチコミは、転職会議に39件、エン カイシャの評判に17件、Yahoo!しごとカタログに5件が載っています。OpenWorkの集計は回答者9人分でした。就活会議にある33件は転職会議からの転載で、同じ投稿が2つのサイトに並ぶ仕組みです(2026年8月現在)。ここからは給与、働き方、仕事の進め方、成長環境、入社前後のギャップ、選考という6つの切り口で、実際の投稿を読んでいきます。
投稿の多くは、在籍していた時期が2019年から2023年頃と表示されていました。engageの求人票にある現在の条件と並べて読むと、いま残っている特徴と、すでに変わった可能性のある部分を見分けやすくなります。
評価の分かれ方
OpenWorkでは、回答者ごとの総合評価と属性が一覧で公開されています。9人の内訳を並べると、評価の分かれ方に傾向が見えました。
最も高い5.0を付けたのは2人です。1人は在籍20年以上・現職の部長(2022年4月回答)、もう1人は在籍5〜10年で退社済みの社員(2020年9月回答)と表示されていました。一方、在籍3年未満の回答者7人は1.9から3.4の範囲に収まっています。最新の回答は2026年5月の2.5で、在籍3年未満・現職の営業職によるものでした(出典: OpenWork・2026年8月現在)。
ただし「在籍20年以上」という表示は、2012年1月の法人設立から2022年4月回答までの10年3か月とは合いません。先ほどの「53年」と同じく、法人の設立年より前から続く事業での在籍年数を指している可能性があります。この1件を根拠に、在籍年数と評価の高さを結びつけて読むのは避けたほうがよいでしょう。
9人全員が新卒入社で、職種はほぼ営業でした。回答は9件と少なく、これだけで会社全体を判断するのは難しいところです。ただ、1.9から3.4に収まった低め・中位の評価は、いずれも在籍3年未満の回答者でした。入社後の数年の働き方を面接で具体的に聞いておくと、判断材料が増えます。
給与・評価制度についての声
転職会議の「年収、評価制度」のカテゴリには、正反対に見える2つの投稿が並んでいます。まず、年収1,000万円と申告した主任クラスの投稿を見てみましょう。
【良い点】 テレアポが苦痛でなく、アポイントが取れるのであれば他よりも稼げる環境。 とにかく稼ぐことだけを考えているのであれば選択肢としては良いのではないかと思う。
出典: 転職会議(2021年4月16日投稿・2026年8月現在)
同じカテゴリには、対照的に年収300万円と申告した投稿もありました。
【気になること・改善したほうがいい点】 インセンティブが他企業に比べかなり低めに設定されていて、給与が上がる余地はほとんどない。昇進は早めなので期待するとしたらそこ。
出典: 転職会議(2019年8月19日投稿・2026年8月現在)
2つの投稿を分けているのは、アポイントが取れて契約まで進んでいるかどうかだと読めます。求人票の給与は成果主義で、契約数が積み上がるかどうかで年収の伸び方が変わる組み立てでした。後者が触れている「昇進は早め」という点は、公式の年収例が入社2年目・主任から始まっていることとも重なります。
働き方・残業についての声
残業の量については、時間の目安を書いた投稿があります。
【気になること・改善したほうがいい点】 残業も毎日1時間半は必ずあるものと考えておいた方がいい。
出典: 転職会議(2021年4月16日投稿・2026年8月現在)
毎日1時間半なら、月におよそ30時間前後です。OpenWorkが公開している回答者9人の集計値38.4時間、求人票のみなし残業42時間と並べると、3つとも近い水準を指していました(出典: OpenWork・2026年8月現在)。出どころの違う数字が同じあたりに集まっています。
時間の長さより、時間外の過ごし方に触れた投稿もありました。
【気になること・改善したほうがいい点】 プライベートの時間はほとんど無い。業務外でもやることが多すぎる。時間外も関係ない。忍耐力はつくかもしれない。
出典: 転職会議(2021年4月30日投稿・2026年8月現在)
在籍していた時期は2021年頃と表示されていました。投稿者自身が「忍耐力はつくかもしれない」と書き添えているとおり、同じ負荷でも受け止め方は人によって変わるでしょう。現在の求人票では勤務時間が10時30分から20時、年間休日が110日と示されているため、この条件を基準に置いて、繁忙期の実際の退勤時間を面接で聞くのが確実です。
仕事の進め方についての声
Yahoo!しごとカタログには、2021年7月に投稿された営業職のクチコミが載っています。仕事内容の「良い点」として書かれていたのが、次の内容でした。
自分で顧客を探し、自分で売るのでやりがいはある。また、売れた時の達成感もすごい。自分の力がためせる、自分の力で何とかできる点は良いところだと思う。
出典: Yahoo!しごとカタログ(2021年7月26日投稿・2026年8月現在)
「自分で顧客を探し、自分で売る」という進め方への評価でした。求人票にある電話でのアプローチから商談、契約後のフォローまでを一人が担当する流れと重なります。担当する範囲が広い分、成果が自分の動きに直結して見えやすい環境だと考えられました。
同じ「自分で回す」進め方を、電話の量から見た投稿もあります。
【気になること・改善したほうがいい点】 契約をとるまではひたすら電話。基本的に電話しかしない。単調な作業や電話が好きな人なら楽しくできるかもしれない。
出典: 転職会議(2021年4月30日投稿・2026年8月現在)
求人票に載っている1日の流れも、電話でのアプローチから商談へ進む組み立てでした。電話が仕事の入口である点は、会社側の説明とこの投稿で一致しています。向き不向きが分かれるのはまさにこの部分なので、説明会では1日の架電件数とアポイントの目標値まで確認しておくとよいでしょう。
成長環境・研修についての声
身につく知識については、次の投稿がありました。
【良い点】 若いうちから資産形成についての知識が学べること。さまざまな投資の知識と良い点や悪い点を比較できる。 宅建業だけでなく、保険業のことも学べるので一石二鳥である。
出典: 転職会議(2020年9月26日投稿・2026年8月現在)
公式サイトの事業内容に「保険の代理業」が並んでいることと重なる内容です。不動産と保険の両方に触れられるのは、扱う商材が資産運用型のマンションだからでしょう。一方、教育体制そのものについては、次の指摘も出ていました。
【気になること・改善したほうがいい点】 教育体制といっても、労働時間とかのせいで中間層の年代が少ないので人が育っていかない。
出典: 転職会議(2023年11月17日投稿・2026年8月現在)
在籍していた時期は2023年頃と表示されており、この記事で引用したなかでは新しい部類にあたります。会社側は新人研修・年次別研修・営業研修を毎月開催し、専門講師が指導すると説明していました。制度としての研修が用意されていることと、現場の先輩から学べる量は別の話です。OpenWorkの「人材の長期育成」が2.4と低めに出ている点ともあわせて、教える側が何人いて何年目の社員なのかを面接で確かめておくと、この差が埋まります。
入社前の説明とのギャップについての声
先ほどのYahoo!しごとカタログの投稿者は、入社理由と入社後のギャップについても書いていました。
入社前は1顧客1担当と聞いていたのにも関わらず顧客はコロコロ変えられてしまう。顧客のフォローが手厚いとあるが、確かに他の同種の会社よりは手厚いものの、まだ買える顧客に限っており、もうキャパのない顧客に関しては時間を割かないように会社から言われる。また、人によってフォローの具合が異なり、顧客にとっては良いとは言えないだろう。
出典: Yahoo!しごとカタログ(2021年7月26日投稿・2026年8月現在)
「1顧客1担当」という入社前の説明と、実際の担当替えの運用が違ったという指摘でした。あわせて、フォローの手厚さが顧客の状況によって変わることにも触れています。投稿者の属性は営業・正社員・新卒入社で、回答時は在籍中、活動時期は2020年頃と表示されていました。
2020年頃の話であり、5年以上前の運用にあたります。担当の割り振りやフォロー体制が現在も同じとは限りません。ただし「入社前の説明と実際の運用が違った」という論点自体は、確認しておく価値があるでしょう。説明会や面接では、顧客の担当がどう決まるのか、担当替えはどんな場合に起きるのかを具体的に聞いておいてください。
説明と実際の差については、転職会議にも別の投稿があります。
【気になること・改善したほうがいい点】 ノルマはないと聞いていたのですが、実際にはなかなか達成できないノルマがある。
出典: 転職会議(2020年9月26日投稿・2026年8月現在)
在籍していた時期は2019年頃と表示されています。engageの求人票にノルマの有無を書いた箇所はなく、給与欄に「成果主義、成績に応じて昇給・降給あり」とあるだけでした。目標の呼び方も運用も、会社によってまちまちでした。月ごとの目標がどう決まり、届かなかったときに何が起きるのかを面接で聞いておくと、この投稿のような食い違いを避けられます。
選考についての声
選考の様子は、面接を受けて入社した人の投稿からたどれました。
【面接の概要】 面接官の方は物腰柔らかく丁寧でとても話しやすいです。
出典: 転職会議(2024年11月19日投稿・2026年8月現在)
2021年に新卒の最終面接をオンライン・電話で受け、通過して入社した人の投稿でした。もう1件、面接時期が同じ2021年で、中途採用の最終面接を受けた人は、印象に残った質問として次の2つを挙げています。
【印象に残った質問1】 休日は他よりも少ないけど大丈夫? 【印象に残った質問2】 稼ぎたいか?
出典: 転職会議(2021年4月16日投稿・2026年8月現在)
年間休日110日という条件と、成果で給与が動く仕組みを、会社側が面接の場で確認していることがうかがえます。求人票の選考フローは説明会・一次面接・二次面接・最終面接の4段階でした。休日数と収入についての自分の考えは、聞かれる前に整理しておくと話が進みます。
ここで引用したのは、転職会議の10件とYahoo!しごとカタログの2件でした。転職会議の投稿は在籍していた時期が2019年から2023年頃と表示され、投稿日は2019年8月から2024年11月にまたがります。なかには「在籍時から5年以上経過した口コミです」と注記された投稿も含まれます。Yahoo!しごとカタログの2件は、同じ投稿者が2021年7月26日に書いたものでした。1人の在籍経験にもとづく内容として読んでください。
掲載件数は、転職会議39件、エン カイシャの評判17件、Yahoo!しごとカタログ5件、OpenWorkが回答者9人による41件でした。就活会議の33件は転職会議からの転載なので、同じ文章を2つのサイトで見かけても投稿の母数が増えているわけではありません。給与の伸び方・担当顧客の決まり方・研修の進み方は、公式に公開されている条件を出発点にして、説明会や面接で直接確かめてください。
株式会社ニッテイホールディングスの採用情報
2026年8月現在、公式サイトの採用ボタンから遷移するのはengageの企業ページで、募集中の求人は不動産営業の1職種でした。求人タイトルは「【27卒採用】月収30万円以上可能!/頑張った分しっかり給与に反映される不動産営業/社宅あり◎」で、最終更新は2026年7月2日でした。
応募条件と勤務地
応募資格は大学卒以上で、未経験でも応募できます。求人票には「必要なことは入社後にイチから学べます。」と書かれ、座学とOJTによる研修が前提とされていました。同期とのロールプレイングや先輩社員との同行についても記載があります。
勤務地は本社の東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル6階のみで、転勤はありません。最寄駅はJR・都営地下鉄の五反田駅から徒歩8分、東急目黒線の不動前駅から徒歩6分、東急池上線の大崎広小路駅から徒歩5分でした。2026年5月に移転した新しいオフィスにあたります。
仕事内容と担当範囲
担当するのは投資用マンションの販売です。電話での連絡から提案、契約後のフォローまでが一貫して任される範囲でした。顧客については「法人のお客様がほとんど!」とある一方、購入者像にはOLや公務員が挙げられており、どちらが商談の相手の中心になるのかは求人票からは読み取れませんでした。飛び込み営業はない旨も明記されています。
求人票には1日の流れも時刻付きで掲載されており、商談が1日2件入る想定で書かれていました。キャリアについては「2年目からマネジメントをする社員も」という記載があり、年収例で入社2年目・主任24歳が挙げられていた点とも重なります。
選考の流れ
選考は説明会、一次面接、二次面接、最終面接の4ステップです。求人票には「応募定員に達し次第予告なく掲載終了」という注記もありました。応募はengageの求人ページから受け付けています。募集内容は時期によって変わるため、最新の条件は公式の採用ページでご確認ください。
株式会社ニッテイホールディングスの募集職種・年収・勤務条件・選考の流れは「株式会社ニッテイホールディングスの年収・求人|職種と選考・働き方を調査」で詳しく整理しています。
株式会社ニッテイホールディングスが向いている人・企業研究のポイント
公開情報を重ねると、ニッテイホールディングスは登記上の設立から14年、自社ブランドの投資用マンションを企画・開発し、販売と賃貸管理までを首都圏で手がける会社という姿が見えてきます。募集しているのは投資用マンションの営業職で、電話でのアプローチから商談、契約後のフォローまでを一人が担当する形でした。
合いやすいのは、成果が数字で見える仕事に取り組みたい人でしょう。昇給が年4回あり、報奨金の目安まで公開されている一方、成績に応じた降給の可能性も条件に明記されています。上がる仕組みと下がる仕組みが両方示されている点は、応募前に理解しておきたいところです。
反対に、決まった手順を積み上げて専門性を深めたい人や、資産運用に関わる商材の提案に気が進まない人とは、前提が合いにくいと考えられました。購入者はOLや公務員が中心で、老後の年金対策や保険の見直しを目的にした提案が仕事の中身にあたるためです。
企業研究の観点では、公開されていない情報を先に把握しておくと質問を組み立てやすくなります。従業員数の公式値、平均年齢、平均勤続年数、離職率、有給休暇の実取得率は、いずれも確認できませんでした。そこで、選考に進むなら次の3点を直接確認するのが近道です。①みなし残業を含む給与の設計を踏まえて、実際の残業がどの程度あるのか。②顧客の担当がどう決まり、どんな場合に担当替えが起きるのか。③昇給が年4回ある仕組みで、降給はどんな基準で判断されるのか。いずれもクチコミサイトの公開部分では答えの出ない論点であり、面接で聞くほうが早く正確です。
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関連記事:離職率の低い会社は本当に安心か|見極め方と数字の読み解き方
よくある質問
Q. 株式会社ニッテイホールディングスは何の会社ですか?
A. 東京都品川区に本社を置く不動産会社です。登記上の設立は2012年1月、代表取締役は入澤智文氏。事業内容は「マンションの取得・売買・交換及び賃貸借の代理及び仲介斡旋業務」「不動産の賃貸」「保険の代理業」の3つで、セリュークス・ビバリーホームズ・パレ・ホームズという自社ブランドのマンションを首都圏で展開しています(2026年8月現在)。
Q. 株式会社ニッテイホールディングスの評判・口コミはどうですか?
A. クチコミは転職会議に39件、エン カイシャの評判に17件、Yahoo!しごとカタログに5件が載っています(就活会議の33件は転職会議からの転載です)。給与では、アポイントが取れれば他社より稼げるという声と、インセンティブが低めで給与が上がる余地は小さいという声の両方が出ていました。働き方では毎日1時間半程度の残業を見込んでおくべきという指摘、仕事内容では契約に至るまで電話が中心という指摘があります。OpenWorkの集計は回答者9人で会社評価スコア2.93、人事評価の適正感3.7・社員の士気3.6が高め、人材の長期育成2.4・風通しの良さ2.5が低めでした(2026年8月現在)。
Q. 給与や残業時間はどうなっていますか?
A. 現在の募集は投資用マンションの営業職1職種で、成果に応じて昇給も降給もある給与設計だと求人票に明記されています。金額の内訳や年収例、残業時間・有給休暇の公開データといった条件面は、求人・年収編の記事に整理しました。クチコミ側では、アポイントが取れれば他社より稼げるという声と、インセンティブが低めで上がる余地は小さいという声の両方が出ています。
Q. 設立が2012年なのに「53年」と書かれているのはなぜですか?
A. 登記上の法人設立は2012年1月で、国税庁の法人番号公表サイトでも確認できます。一方、engageの企業ページには資産運用型マンションのコンサルティングを「53年にわたり」提供してきたという記述があり、「50周年記念パーティー」の紹介も掲載されていました。グループとしての事業の起源をどこから数えるかで年数が変わっているとみられますが、その起点についての説明は公式サイトに見当たりません。会社の歴史を確認したい場合は、法人の設立年とグループの歩みを分けて質問するのが確実です。

